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Jリーグ 3週間前

Jリーグ最強のMFは誰だ!? 能力値ランキング11〜15位。トップ10入りは逃すも… 。個性豊かな中盤の要がズラリ

シリーズ:Jリーグ能力値ランキング text by 河治良幸 photo by Getty Images

13位:松本泰志(まつもと・たいし)

【写真:Getty Images】

生年月日:1998年8月22日
所属クラブ:浦和レッズ
能力値:78(攻撃力80、テクニック75、スピード85、パワー75、守備力75)
スペシャリティ(特殊能力):無尽蔵のスタミナ

 無尽蔵のスタミナを惜しむことなく使って広域を走り回り、攻守の多くの局面に関わる。中盤ならどこでもプレーできるが、どちらかと言えばボランチからの方が推進力の高さを生かした距離の長い飛び出しを生かしやすい。

 マンツーマンの守備をベースとするチームにとって、オフで引き剥がしてくる彼の動きは特に厄介だ。高校時代はドリブラーとして名を馳せたこともあり、必要な局面ではボールを持って独自で打開するシーンも生み出せるが、マテウス・サヴィオや金子拓郎など、周囲にドリブル能力の高いアタッカーが揃う浦和レッズでは、オフの動きで違いを見せる意識が強まっている。

 そうしたスペシャルな武器は目立つが、基本は万能型のMFであり、中盤でビルドアップに関わったり、意外性のあるサイドチェンジでオープンスペースからのサイドアタック誘うなど、引き出しの多さで、色んなタイプの選手と問題なく組めるのは彼のもう1つの強みだ。

 守備は前からボールを奪いに行ったり、セカンドボールを回収して自分たちの攻撃につなげるのが得意な一方で、引いて耐えるような守備ではポジショニングに課題が出ることも。シュートにしても、ラストパスにしても、最後の精度には課題があり、チャンスに関わる回数の多さに比較すると、ゴールやアシストの数はやや物足りないところはある。

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