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Jリーグ 3週間前

J2には戻らない? J1クラブ、昇格後の連続残留年数ランキング1〜5位。意外と知らない? 最も残っているのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

3位:サンフレッチェ広島

サンフレッチェ広島
【写真:Getty Images】

昇格年:2004年、2009年
J1最長連続在籍年数:2009年~(17年)

 ここ数シーズンはJ2リーグ降格から縁遠い成績を記録しているサンフレッチェ広島。ドイツ人指揮官のミヒャエル・スキッベ監督が就任した2022シーズン以降、J1リーグにおいて一度も最終順位を4位以下に落としていない。

 しかし、“オリジナル10”の一員にして2度のJ2降格を経験しており、2000年代は苦労が多かったチームだ。2002シーズン、前年度主力を担った当時のオーストラリア代表MFスティーブ・コリカらが、同年に指揮官へと就任したガジ・ガジエフ監督によって戦力外へ。そのままチームの戦い方は定まらず、同氏は事実上の解任を言い渡された。

 広島が降格を経験したのは同年と2007シーズンの2回。翌2008シーズンはミハイロ・ペトロヴィッチ監督のもと、J2で勝ち点「100」を達成。2009年にJ1へ復帰してから、トップカテゴリーでの戦いは今季で17年目を迎えている。

 とりわけ、サッカー日本代表の指揮官を務める森保一監督がタクトを振るった2012〜2017シーズン途中までの5年半は、記録的な躍進を見せた。この間、広島はJ1優勝3回を含む計6つのタイトルを獲得している。

 今季もここまで16試合を終えて暫定5位と、決して悪くない成績を記録している。さらに2位までの勝ち点差はわずか「4」で、これからの挽回も十分に可能だ。

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