1位:浦和レッズ

【写真:Getty Images】
昇格年:2001年
J1最長連続在籍年数:2001年~(25年)
Jリーグで最も熱狂的なファン・サポーターを抱える浦和レッズは、紆余曲折を経て国内屈指の強豪へと成長。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)3度制覇は日本勢として最多だが、その道のりは決して平坦ではなかった。
Jリーグ初年度から2年連続で年間最下位を記録。チーム数が増えてゆくにつれて、1ケタ順位でシーズンを終えることもあったが、1999年にJ2リーグが発足すると、同シーズン終了後にJ1リーグで15位に沈み降格が決定。当時のウルグアイ代表DFフェルナンド・ピクンらをシーズン途中に獲得したが、補強は実を結ばなかった。
ピクンや小野伸二、福永泰など当時の主力はそのままチームに残り、シーズンの終盤にはヒリつく展開も見られたが、最終的には3位の大分トリニータと勝ち点差「1」の2位に着地。1年でJ1復帰を決めた。それ以降は一度も降格しておらず、先に述べたようにACLではアジア規模で強さを発揮している。
今季は6月から行われるFIFAクラブワールドカップ(CWC)にアジア王者として参加し、世界トップクラスの強豪との戦いが控えている。グループリーグからインテルやリーベル・プレートらとしのぎを削る予定で、いずれもタフなゲームになることが見込まれるだろう。
その上で、浦和はアメリカでの戦いをこなしつつ、2025シーズンのJ1も考えなければならない。この類を見ないハードスケジュールだが、苦楽を共にした熱いファンと共になら乗り切れるはずだ。
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