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明治安田Jリーグでは、様々な特徴を持つ選手が活躍している。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化することは極めて困難だが、それを承知の上で、プレースタイルなどを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。今回は、FWを本職とするJリーガーの能力値ランキングを紹介する。(選定・文:河治良幸)
5位:ヤン・マテウス

【写真:Getty Images】
生年月日:1998年9月4日
所属クラブ:横浜F・マリノス
能力値:81(攻撃力85、テクニック90、スピード90、パワー65、守備力75)
スペシャリティ(特殊能力):高性能のクロス
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鋭いドリブル突破と左足のクロス、シュート力を武器とする“逆足”の快速ウインガーだ。トップスピードの速さもさることながら、ドリブルの緩急が自在で、相手ディフェンスはなかなか飛び込んでいけない。しかも、視線をほとんど落とさずボールを扱えるので、いつでも周りの味方にパスを通したり、中央に流れれば意外なタイミングでミドルシュートを狙うこともできる。
ドリブルやショートパスのボールタッチはほとんど左足だが、クロスに関しては右足でもかなり精度の高いボールを蹴ることができる。3人目の動き出しからゴール前に絡むプレーは相手が予測しにくいだけに、効果抜群だ。
今シーズン、スティーブ・ホーランド前監督からパトリック・キスノーボ監督に替わっても、なかなかチームとして十分な力を発揮できていない横浜F・マリノスだが、ヤン・マテウスがボールを持ったときの怖さというのは変わらない。
昨年のようにエウベル、アンデルソン・ロペスとブラジル人トリオが揃ったときの破壊力は抜群だが、非常に直向きで真面目な選手であり、前線で組む選手が違っても順応して、能力を引き出し合えるのはスペシャリティと言える。