2位:浦和レッズ

【写真:Getty Images】
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2025リーグ戦成績:8勝6分5敗(5位)
大勢の観客がスタジアムに押し寄せ、まるで赤く燃え上がる戦場のような空気感を放つ。Jクラブの中でも1番と言っていいほどの熱狂的なファン・サポーターを要する浦和レッズが2位にランクインした。
赤に染まったスタジアムで戦う選手たちのボルテージは最高潮。しかし、それはファン・サポーターも同じだ。「真の赤を纏う覚悟はあるか」。浦和の公式オンラインショップに記されたこの言葉は、クラブとしての“赤”への誇りを一心に表現している。
デザインとしては、「エンブレムが真ん中にある」という点が特徴的だ。ほとんどのクラブがエンブレムを左胸に記しているのに対して、浦和のそれはユニフォームの中央に構えている。
これは2006シーズンの1stユニフォーム以来の試み。今季のユニフォームは例年と比較するとシンプルなデザインとなっているが、だからこそ、クラブの象徴が際立つような仕様になっている。なお、サプライヤーのナイキのマークも同様にセンターに配置。色だけでなく、マークの配置で他クラブと差別化を図っている。
「袖口にワンポイントで黒色が入っているのがスタイリッシュで好み」という声もあるように、メインカラーの赤の中にどう黒を取り入れるかによって、印象が大きく変化する。事実、昨季は赤と黒が同じ割合で入り混じったデザインでシックなイメージがあったが、今季は一転、赤を前面に押し出した「シンプルで力強い」デザインで勝負している。
ファン・サポーターとしてはそのコントラストを比較することも一つの楽しみになっているかもしれない。