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Jリーグ 6か月前

最強の雨男たちは? Jリーグ、雨天時の勝率ランキング1〜5位。悪天候に左右されないのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

1位:鹿島アントラーズ

鹿島アントラーズ
【写真:Getty Images】

雨・雷雨の試合数:196
勝利数:111
勝率:56.6%

“オリジナル10”の一員にして国内最多獲得クラブである鹿島アントラーズ。前人未踏のJ1リーグ3連覇を含む主要タイトルを20個も有するクラブは、雨の日でも文字通り最強の成績を誇っている。雨に見舞われた196試合で
111勝、勝率56.6%は今回のランキングで堂々の1位だ。

 とはいえ、“常勝軍団”は2018年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)制覇を最後に戴冠から遠ざかっているのも事実だ。雨の日の戦績にもそれが表われており、2021シーズンからの直近5年間では31試合で15勝7分9敗。勝率も48.4%と、通算成績からはやや落ちる。

 また、ここ5シーズンはACL出場権も取り逃しており、チームとして国際舞台からしばらく離れている。雨の日の相性が特に悪かったのは2023シーズンで、最終順位を5位で終えた同年は、7試合で1勝2分4敗と大きく負け越しており、持ち前の勝負強さが振るわなかった。

 しかし、暫定首位で好調著しい今季は打って変わって、雨に見舞われた5試合で2勝2分1敗。サンプル数はまだ少ないものの、地力の高さや調子の良さがうかがえる。そしてその2勝の相手が、前年度チャンピオンのヴィッセル神戸と、目下優勝争いに食い込んでいる柏レイソルであることも強調しておくべきだろう。

 2025シーズンも折り返し地点を過ぎた。今の勝負強さを維持し続けられれば、ACL以来の主要タイトル獲得にいよいよ手がかかるだろう。

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【了】

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