6位:柏レイソル

【写真:Getty Images】
本拠地:三協フロンテア柏スタジアム
収容可能人数:15,109人
平均入場者数:12,317人
収容率:81.5%
近年稀に見る好成績とコンパクトなサイズのスタジアムを味方につけたのが柏レイソルだ。2025シーズン前半戦におけるJリーグ収容率ランキングでは6位にランクイン。本拠地『三協フロンテア柏スタジアム』のスタンドは常に黄色に染まり、熱狂的なサポーターは首位戦線を争うチームに惜しみない声援を送っている。
これまでは厳しい残留争いに巻き込まれることも多かった柏だが、今季はリカルド・ロドリゲス新監督の下で充実したシーズンを送っている。現在、明治安田J1リーグでは2位につけており、首位・鹿島アントラーズの背中を見失っていない。J1初優勝を果たした2011シーズン以来となる戴冠も十分視野に入る好調ぶりに、柏サポーターのボルテージも増す一方だ。
三協F柏の収容可能人数は「15,109人」とJ1基準を満たす最大15,000人にギリギリ到達しているような規模感だが、それが逆に奏功して高い収容率に繋がっている。今季前半戦の平均入場者数自体は「12,317人」とそれほど多くないものの、収容率は「81.5%」を記録。同じ平均入場者数でスタジアムのキャパシティがもっと大きければ、スタンドは熱気を削がれていたことだろう。
優勝の可能性を感じながら突入したシーズン後半戦、柏はホームゲームで複数の重要局面を迎える。8月22日に行われるJ1第27節の浦和レッズ戦、9月23日に行われるJ1第31節のサンフレッチェ広島戦あたりは、タイトル獲得に向けた重要局面となりそうな気配だ。
特に、現在3位の広島と激突する一戦は、両者が優勝争いの最中にいれば熾烈な“蹴落とし合い”となり得る。柏が順位表の上に残り続けるほど、三協F柏の収容率はさらなる上昇曲線を描くに違いない。
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