6位:横浜F・マリノス

【写真:Getty Images】
得票率:4.4%
2025リーグ戦成績:5勝6分13敗(18位)
横浜F・マリノスが同ランキング6位の得票率を記録した。1993年から続くJリーグの歴史において、マリノスは一度も降格経験がない。今や“オリジナル10”の中でその偉業を達成し続けるのは鹿島アントラーズとマリノスのみで、名門として他サポーターからも支持を集めている。
今季は最下位に沈む時期もあり、歴史的な低迷を見せているが、その状況でもなお今回のランキングで上位に来る事実は、そのブランド力の高さの証明とも言えるかもしれない。実際、「オリジナル10 初推しチームだから」という声も届いている。
また、あるファンは「地元民に優しく学校訪問などに力を入れているから」と評価しており、地域との関係構築にポジティブな見方を示すコメントもあった。たしかに、横浜市内にはマリノスの象徴であるトリコロールのフラッグを掲げた店舗や住居が散見され、諸地域で行われるイベントには選手らが参加する。
そればかりか、震災復興の一環として、宮城県東松島市・岩手県山田町まで赴き、ふれあいサッカー教室を開催している。昨年は東松島市にて、8月2日から3日間にわたって行われた。
低迷の影響か、『J.League Data Site』によると、暫定ながら今季のホームゲーム平均入場者数は直近3年間で最低の23,328人にとどまっている。それでも、マリノスのサッカーの枠を超えた社会への貢献度は揺ぎ無いものがある。
いまだ降格圏を脱出できていないが、残留に成功した暁にはその立場をさらに盤石にできるかもしれない。
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