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Jリーグ 4か月前

「正直、自信があるんで」石原広教は今、目の色を変えて…。浦和レッズはクラブW杯を終えて「変化はある」【コラム】

シリーズ:コラム text by 元川悦子 photo by Getty Images

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 浦和レッズは27日、明治安田J1リーグ第23節でアビスパ福岡と対戦し、0-0の引き分けに終わった。3試合連続で右サイドバック(SB)の先発を務めたのが石原広教。FIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)を経験し、世界基準を痛感した26歳は今、守備だけでなく、攻撃面の課題とも向き合っている。(取材・文:元川悦子)

 

アビスパ福岡戦で石原広教に与えられた重要なタスク

浦和レッズ 石原広教

【写真:Getty Images】

 6月のFIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)期間の未消化分ということで、7月19日のFC東京戦、23日の湘南ベルマーレ戦、27日のアビスパ福岡戦と、猛暑の時期にJ1・3連戦を強いられた浦和レッズ。ここで勝ち点9を上積みできれば、ヴィッセル神戸、鹿島アントラーズら上位陣に肉薄できるはずだった。

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 しかしながら、まずFC東京戦で3-2の苦杯を喫し、出鼻をくじかれる格好となった。湘南戦は本拠地・埼玉スタジアムに戻って4-1で圧勝し、迎えたホーム福岡戦。連勝して少しでも順位を上げ、8月以降の巻き返しに弾みをつけたかった。

 マチェイ・スコルジャ監督はこの日、湘南戦からスタメンを3人変更。負傷の渡邊凌磨がベンチ外となり、小森飛絢と荻原拓也がベンチスタート。代わってチアゴ・サンタナ、松尾佑介、長沼洋一が先発入りした。

 こうした中、右サイドバック(SB)の石原広教は3戦連続でスタートからピッチに立った。FC東京戦で俵積田晃太、湘南戦で太田修介とキーマン潰しに奮闘した彼は今回も岩崎悠人というA代表経験者を見る形になった。福岡は3バックの可変システムを採るため、左センターバック(CB)の日本代表・安藤智哉も攻撃参加してくる。彼らをタテ関係の金子拓郎とともに確実に抑え、数多くの攻撃チャンスを演出することが今回の重要タスクだったのだ。

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