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Jリーグ 9か月前

鹿島アントラーズ、なぜ「90分で勝てる試合」はもつれたのか? 早川友基は「強めに喋って注意をしていた」と言うが…【コラム】

シリーズ:コラム text by 石田達也 フリーライター photo by Getty Images

「強めに喋って注意していた」早川友基は悔やんだ

 およそ60分後に再開されると、45+1分にDF安藤智哉のサイドチェンジのパスからベンカリファがゴール前にポジションと取っていたMF前嶋洋太に預けると、そのまま右足を強振し福岡に同点とされる。

 中断というアクシデントがあり、チームとしても「強めに喋って注意をしていた」というがバタついてしまった。集中力をもう一段引き上げて入らなければいけないリスタートだった場面だったと言える。

 また、サマーブレイクを経て約2週間ぶりの公式戦でもあったが「試合勘も多少、そしてピッチも悪く難しさはありましたが、そうやって相手に流れが行った時でも失点しないことは、全然できたゲームだったと思うので、もったいなかったと思います」と早川は悔やんだ。

 1-1で後半を迎えた52分、MF樋口雄太から荒木へとつながり、こぼれ球をMF知念慶が右足を豪快に振り抜き勝ち越し点を奪う。鹿島が一気に流れを取り戻し攻撃にリズムが生まれた。

 最少失点でゲームを締めるため早川もギアを上げていく。74分にはカウンターで右サイドを突破され、FWウェリントンにミドルシュートを打たれるも、早川が大きくジャンプし右手1本で阻んで見せた。

 それは26歳の守護神が見せるシュートへの反応の良さでもある。シュートストップはJ1でもトップクラス。リーグ戦では第24節を終えた時点でのセーブ総数(68回)トップタイは伊達ではない。

 また、セービングだけではなく、フィードでも違いを作る。この日はミドルパスを多用した。

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