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Jリーグ 9か月前

鹿島アントラーズ、なぜ「90分で勝てる試合」はもつれたのか? 早川友基は「強めに喋って注意をしていた」と言うが…【コラム】

シリーズ:コラム text by 石田達也 フリーライター photo by Getty Images

120分の激闘「それに尽きる」

 そして2-2のまま延長戦に突入すると、福岡にシュートシーンを作らせないほど、鹿島が多くのチャンスを作る。ただ、96分、99分と連続で鈴木にチャンスが訪れたが決め切れない。誰もが頭を抱えた瞬間でもあったが、116分、エースが踏ん張り結果を出した。

 コーナーキックを小川諒也が蹴ると、鈴木はマークする相手ディフェンダーを振り切り頭で叩き込んだ。

 120分の激闘に終止符を打った瞬間、最後尾で喜びを爆発させた早川は「タイトルが懸かった一戦で、勝つことが重要だったので、そこは達成できたのは良かったですけど、もっと良い勝ち方ができると思います」と言い、「90分で勝てる試合。チャンスもあったし、最後の失点もいらなかったし、それに尽きると思います」。早川の言葉はチームの総意と言えるだろう。

 鹿島は苦みを感じながらも勝利を掴み、これでベスト8に名乗りを上げた。これはきっとチームの未来と現在を考える上で良薬となったはずだ。

(取材・文:石田達也)

 

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【了】

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