
日本代表【写真:Getty Images】
サッカーという競技の特性上、選手の能力を数値化するのは極めて難しい。それを承知の上で、スタッツなどを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。今回はFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)に臨むサッカー日本代表最新メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。※5項目の平均値で順位づけ。平均値が並んだ場合は5項目の中でより高い数値を残している方を上とする。成績、市場価値は6月23日時点の『transfermarkt』を参照[3/10ページ]
8位:冨安健洋(アヤックス/オランダ)

日本代表DF冨安健洋【写真:Getty Images】
生年月日:1998年11月5日
市場価値:500万ユーロ(約9.2億円)
2025/26リーグ成績:7試合0得点0アシスト
日本代表通算成績:45試合1得点2アシスト
【日本代表で最高のDF】
冨安健洋は怪我さえしなければ、日本代表で史上最高のDFであることに疑いの余地がない。
最終ラインの選手では屈指の「スピード」がある上に、マークを担当した選手を徹底的に抑え込む「守備力」を兼ね備える。チュニジア戦でもマッチアップしたハンニバル・メイブリを封じ続けて自由を与えなかった。
サイドでの対人や背後へのカバー、クロス対応、空中戦。どの守備局面においても苦手なプレーが少ないのも冨安の特徴だ。ミスも少なく、常に安定したパフォーマンスを期待することができる。
【ビルドアップでの貢献度も】
若手時代はボランチでプレーした経験もあることから保持における落ち着きもあり、ビルドアップでの貢献度も高い。アーセナル時代は偽SBの役割を任され、常に気が利くポジショニングでチームの流動性を高めていた。
チュニジア戦でも技術の高さをみせる場面があり、先制点の場面では鎌田大地に正確な縦のパスを供給。後半にも再び鎌田に斜めのクサビを入れてチャンスを演出するなど、最終ラインから攻撃の起点となった。
今大会でも、万全なコンディションであれば改めて重要な役割担えることを証明した。相手が強くなれば強くなるほど、冨安の力が日本代表に必要となるだろう。