
日本代表【写真:Getty Images】
サッカーという競技の特性上、選手の能力を数値化するのは極めて難しい。それを承知の上で、スタッツなどを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。今回はFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)に臨むサッカー日本代表最新メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。※5項目の平均値で順位づけ。平均値が並んだ場合は5項目の中でより高い数値を残している方を上とする。成績、市場価値は6月23日時点の『transfermarkt』を参照[9/10ページ]
2位:久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)

日本代表MF久保建英【写真:Getty Images】
生年月日:2001年6月4日
市場価値:2000万ユーロ(約37億円)
2025/26リーグ成績:24試合2得点4アシスト
日本代表通算成績:50試合7得点18アシスト
【日本が誇るテクニシャン】
日本代表が誇るテクニシャンの久保建英は、ピッチにいるだけで影響を与えられる稀有な存在だ。
チーム最高の「93」とした「テクニック」は久保の代名詞とも言える武器だ。スペイン仕込みの技術と俊敏性を活かしたドリブルで相手の逆を突きながらスルスルと狭いエリアも突破する。
W杯直前のアイスランド戦や初戦のオランダ戦では、[3-4-2-1]の右シャドーの位置から左サイドに流れて数的優位の局面を作り出している。ファイナルサードでのアイデアも豊富で、引いた相手に対しての「攻撃力」の高さも魅力だ。
今季は所属するレアル・ソシエダであまり得点には関われなかったが、左足のキック精度を活かした質の高いフィニッシュやラストパスは久保が本来武器としているポイントだ。
【際立つサッカーIQの高さ】
ゴール前でのワンタッチシュートが少ないなど、得意とするフィニッシュのパターンが少ないのは課題だが、右足のシュートの質が以前との比較で向上しているのはポジティブな要素だろう。
前線からの「守備」も「スピード」や「パワー」を活かしたものというよりは、的確なポジショニングやパスコースを切った上での寄せなど、頭を使ったプレーが目立つ。
日本代表からすると、オランダ戦での負傷は大きな痛手だが、決勝トーナメント以降では再び彼の力が必要になる時が訪れるだろう。