
日本代表【写真:Getty Images】
サッカーという競技の特性上、選手の能力を数値化するのは極めて難しい。それを承知の上で、スタッツなどを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。今回はFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)に臨むサッカー日本代表最新メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。※5項目の平均値で順位づけ。平均値が並んだ場合は5項目の中でより高い数値を残している方を上とする。成績、市場価値は6月23日時点の『transfermarkt』を参照[4/10ページ]
7位:堂安律(フランクフルト/ドイツ)

日本代表MF堂安律【写真:Getty Images】
生年月日:1998年6月16日
市場価値:1700万ユーロ(約31.4億円)
2025/26リーグ成績:31試合5得点5アシスト
日本代表通算成績:67試合11得点9アシスト
【攻守に牽引する10番】
日本代表で背番号10を背負う堂安律は攻守にチームを牽引する存在だ。
代表チームでは右WBのポジションを起点に、「テクニック」や「フィジカル」を活かしたキープで時間を作る。スペースがないタッチライン際でも強引にドリブルで剝がせる技術の持ち主だ。
左足のキック精度も抜群で、前回大会のスペイン戦で決めたようなボックス外からのミドルシュートも得意。ファーサイドを狙うピンポイントのクロスも正確で、セットプレーのキッカーを任されることもある。
【守備での大きな成長】
こうした「攻撃面」での高い貢献度に加えて、近年は「守備」でも大きな成長をみせている。
フライブルクに所属していた2024/25シーズンには、ブンデスリーガのタックル成功数ランキングで6位にランクイン。サイドの1対1の守備での貢献度の高さが光っている。
WB起用が続く日本代表では、守備時に右SBの役割が求められており、自陣の深い位置での粘り強い対応が光る。オランダ戦でもコーディ・ガクポ相手に明確な穴とならず、第2戦のチュニジア戦では相手SBの攻撃参加を完璧に封じるスライディングでクロスを上げさせなかった。
1対1だけでなく、逆サイドからのクロス対応も堅実で、強豪相手にもWBとして十分に計算できる。チームのために全力で攻守に貢献する新たな10番像の選手だ。