
日本代表【写真:Getty Images】
サッカーという競技の特性上、選手の能力を数値化するのは極めて難しい。それを承知の上で、スタッツなどを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。今回はFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)に臨むサッカー日本代表最新メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。※5項目の平均値で順位づけ。平均値が並んだ場合は5項目の中でより高い数値を残している方を上とする。成績、市場価値は6月23日時点の『transfermarkt』を参照[5/10ページ]
6位:前田大然(セルティック/スコットランド)

日本代表FW前田大然【写真:Getty Images】
生年月日:1997年10月20日
市場価値:1300万ユーロ(約24億円)
2025/26リーグ成績:36試合14得点6アシスト
日本代表通算成績:28試合4得点0アシスト
【絶好調でW杯へ】
前田大然は、2025/26シーズンの最終盤に状態を上げて今大会に臨んでいる。
前田の代名詞が、日本代表でも随一の「スピード」だ。ゴール前に飛び込む速さも異次元で、背走する相手DFを完全に振り切って押し込むシーンが多い。
このスピードは相手にとっても大きなプレッシャーとなる。一瞬の加速でトップスピードに達する足の速さで相手の隙を見逃さず、バックパスや横パスがわずかにでもズレれば自慢の快足を飛ばしてボールに追いつく。
前線からの守備意識も高く、日本代表でも非保持から試合を組み立てる試合では積極的に起用される。今大会初戦のオランダ戦でも左シャドーで起用され、前線から相手ディフェンスにプレッシャーをかけた。
【守備でも凄い貢献度】
前田の最大の武器とも言えるのがプレーの持続性だ。特に前線から相手を追いかける「守備」においては決して休むことなく、量と質の両方を常に高いレベルで供給できる。ハイプレスで戦うチームにおける前田の「守備力」はチームの明確な武器だ。
一方で「テクニック」などの技術面は、他の日本代表のアタッカーと比較してもプレーの選択肢が多いわけではない。
そのため起用法やタスクを明確に見極めることが、前田を効果的に起用するための術になるだろう。