FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)ラウンド32で日本代表と対戦するブラジル代表。言わずと知れたサッカー王国で、スター選手が多く揃う。それは彼らの給料を見ても明らかだ。今回はW杯ブラジル代表メンバーの最新年俸をランキング形式で紹介する。※年俸は『Capology』を参照。欧州5大リーグとサウジリーグに所属する選手が対象[8/10ページ]
3位:ハフィーニャ
生年月日:1996年12月14日(29歳)
所属クラブ:バルセロナ(スペイン)
ブラジル代表通算成績:41試合11ゴール8アシスト
推定年俸:1667万ユーロ(約30.8億円)
【”放出候補”から世界最高峰へ】
ブラジル代表の高額年俸ランキングで上位に名を連ねたラフィーニャ。『Capology』によると、2025/26シーズンの推定固定年俸は1667万ユーロ(約30.8億円)となっている。
この金額だけを見れば世界屈指のスターだが、ここまでの道のりは決して順風満帆ではなかった。
バルセロナ加入当初は、期待されたほどのインパクトを残せず、財政難に苦しむクラブでは「売却候補」と報じられたことも少なくない。
しかし、2024年夏にハンジ・フリック監督が就任すると状況は一変。前線からの激しいプレス、90分間落ちない運動量、右サイドからの鋭いカットインという持ち味がチーム戦術と完璧に噛み合い、攻守両面で欠かせない存在へと飛躍した。
【特に評価されているのは…】
特に評価されるのは、数字だけでは表れない献身性だ。世界トップクラスのウインガーでありながら、最終ライン近くまで戻って守備をこなし、ボールを失えば真っ先に奪い返しに行く。その姿勢はフリック監督から絶大な信頼を勝ち取り、チームメートからも「最もハードワークする選手の一人」と称えられている。
一方で左足のキック精度は世界最高峰で、ゴールとアシストを量産する決定的な仕事もこなせる。
ブラジル代表でもヴィニシウス・ジュニオールと並ぶ攻撃の柱として期待されており、近年は代表戦で最も安定して結果を残すアタッカーの一人となっている。
一度は放出候補とまで言われた男が、世界最高峰の年俸を手にするまでに成長した――。ラフィーニャは、努力で自らの評価を覆した現代サッカー屈指の成功者と言えるだろう。

