FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)のグループリーグが終了し、すでにラウンド32が始まっている。アメリカ合衆国、カナダ、メキシコの全16会場で多くの熱狂が生まれ、スタンドも熱い盛り上がりを見せている。今回は、グループリーグ全試合の観客動員数をランキング化し、1位から10位までを紹介。そこで生まれた熱量の記録をたどる。[10/10ページ]
1位タイ:メキシコ代表対南アフリカ代表(グループA第1節)
観客数:80,824人
スタジアム:メキシコシティスタジアム(エスタディオ・アステカ)
収容人数:80,824人
【数々の伝説が…】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)の歴史的な幕開けを飾るオープニングマッチとなった、グループA第1節のメキシコ代表対南アフリカ代表の一戦。聖地で行われたこの開幕戦が、満員御礼となる80,824人を記録してグループステージの動員トップに立った。
舞台となったメキシコシティスタジアムは、1970年大会のペレの戴冠や、1986年大会のマラドーナによる「神の手」「5人抜き」など、数々の伝説を生み出してきた名舞台だ。
1968年メキシコシティ五輪で日本代表が銅メダルを獲得した地でもある。史上初の3度目のW杯開催へ向けて改修され、その圧倒的な威容はいまも健在だ。
【熱狂はひろがる】
富士山五合目に匹敵する標高2,240mという過酷な高地に加え、当日のスタジアムを支配したのは地元の熱狂的なサポーターが作り出す「緑の壁」だった。チームカラーに染まった大観衆が放つ大歓声と激しい足踏みは、希薄な空気をさらに震わせ、対戦相手に凄まじいプレッシャーを与え続けた。
国民の興奮が最高潮に達するなか、試合はメキシコが2-0で快勝。ゴールが決まるたびにスタジアム全体が爆発するような歓喜に包まれ、その熱狂は街中のファンフェスティバル、そしてメキシコ全土へと波及していった。
オープニングゲームの盛り上がりは、大会全体の熱気にも左右される。その意味で、今大会は最高のスタートを切ったと言っても過言ではなかった。
【著者プロフィール:編集部】
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