FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)のグループリーグが終了し、すでにラウンド32が始まっている。アメリカ合衆国、カナダ、メキシコの全16会場で多くの熱狂が生まれ、スタンドも熱い盛り上がりを見せている。今回は、グループリーグ全試合の観客動員数をランキング化し、1位から10位までを紹介。そこで生まれた熱量の記録をたどる。[6/10ページ]
4位タイ:ノルウェー代表対セネガル代表(グループI第2節)
観客数:80,663人
スタジアム:ニューヨーク ニュージャージー・スタジアム(メットライフ・スタジアム)
収容人数:80,663人
【優勝候補ではないが…】
グループI第2節のノルウェー代表とセネガル代表の一戦は、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)の開催国が登場するわけでも優勝候補でもないが、ニューヨーク ニュージャージー・スタジアム(メットライフ・スタジアム)は満員になった。
この大観衆の前で、今大会の歴史に深く刻まれる熱狂的なムーブメントが巻き起こった。
客席の6〜7割を占めたノルウェーサポーターが陣取るスタンドからは、今大会最大の応援トレンドとなった「バイキング・ロウ」が炸裂した。
【すでに他競技にも…】
サポーターが一斉にボートのオールを漕ぐ姿は、スタンド全体を「ひとつの巨大な船」に見せる圧倒的なビジュアルを発揮。その抜群の映像映えと誰もが真似できるシンプルさから、SNSやテレビ中継を通じて一瞬で世界へ拡散され、タイムズスクエアや他競技の球場にまで持ち出されるほどの現象となった。
ピッチ上では、エースのアーリング・ハーランドが熱狂に応える圧巻の2ゴールを叩き出す。対するセネガルもイスマイラ・サールの2ゴールで最後まで食い下がる意地を見せ、スタジアムの興奮は最高潮に達した。。
試合後に選手たちがサポーターの前に座って、一緒に船を漕ぐ光景はすでに定番化しており、EURO2016(欧州選手権)におけるアイスランド代表の「バイキング・クラップ」を彷彿とさせる、W杯の歴史に新たなお祭りの文化が定着しつつある。

