FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)のグループリーグが終了し、すでにラウンド32が始まっている。アメリカ合衆国、カナダ、メキシコの全16会場で多くの熱狂が生まれ、スタンドも熱い盛り上がりを見せている。今回は、グループリーグ全試合の観客動員数をランキング化し、1位から10位までを紹介。そこで生まれた熱量の記録をたどる。[3/10ページ]
8位:フランス代表対セネガル代表(グループI第1節)
観客数:80,545人
スタジアム:ニューヨーク ニュージャージー・スタジアム(メットライフ・スタジアム)
収容人数:80,663人
【満員は逃すも…】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)グループリーグで8番目に多くの観客動員を記録したのは、グループリーグI第1節のフランス代表対セネガル代表だ。
ニューヨーク ニュージャージー・スタジアム開催のグループリーグでは唯一収容率100%を逃したものの、80,545人がスタンドを埋め尽くし、ほぼ満員だった。
フランスメディアが熱視線を送ったのは、キリアン・エムバペをはじめとするスター軍団の競演だ。特に2002年日韓大会の開幕戦でセネガルに屈した「世紀の番狂わせ」という歴史的因縁もあり、この注目カードへの関心は極めて高かった。スタンドには無数のトリコロール旗が翻り、世界最高峰の輝きを一目見ようとする大観衆が客席を埋めた。
【セネガルも奮闘】
しかし、スタジアムの空気を支配したのはフランスファンだけではない。セネガルサポーターもまた、圧倒的な歌声と色彩豊かな民族衣装でスタンドの一角に強烈な存在感を示した。
食い下がるセネガルイレブンの奮闘も相まって、双方の応援の熱量はさらに跳ね上がり、場内はこれぞW杯という極上のエンターテインメント空間と化した。
ピッチでは期待通りエムバペが圧巻の2ゴール、さらにブラッドリー・バルコラが追加点を挙げてフランスが3-1で快勝。
セネガルも後半アディショナルタイムに意地の1点をもぎ取るなど最後まで意地を見せ、決勝の地でもある大舞台にふさわしい、濃密でハイレベルな熱戦となった。

