FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)のグループリーグが終了し、すでにラウンド32が始まっている。アメリカ合衆国、カナダ、メキシコの全16会場で多くの熱狂が生まれ、スタンドも熱い盛り上がりを見せている。今回は、グループリーグ全試合の観客動員数をランキング化し、1位から10位までを紹介。そこで生まれた熱量の記録をたどる。[9/10ページ]
1位タイ:ウズベキスタン代表対コロンビア代表(グループK第1節)
観客数:80,824人
スタジアム:メキシコシティスタジアム(エスタディオ・アステカ)
収容人数:80,824人
【黄色の群衆が…】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)で最多収容人数を誇るメキシコシティスタジアム(エスタディオ・アステカ)は、開催国メキシコの試合でなくとも圧倒的な熱気に包まれた。グループK初戦、ウズベキスタン代表対コロンビア代表の一戦には、最大キャパシティとなる80,824人の大観衆が詰めかけた。
スタンドでより目立ったのは、コロンビアサポーターだった。
2大会ぶりのW杯の舞台を待ちわびていたようで、スタンドの大部分が鮮やかな黄色いユニフォームで埋め尽くされ、キックオフ前から陽気なラテンのリズムに乗って歌い踊るサポーターのエネルギーが爆発した。国歌斉唱ではスタジアムを震わせるほどの大合唱が巻き起こり、スタジアムは瞬時に彼らの要塞へと変貌を遂げた。
【地鳴りのような…】
地鳴りのような「Vamos, vamos Colombia(行け、行けコロンビア)」のチャントが猛烈に選手たちを後押し。コロンビアが主導権を握ると、40分にダニエル・ムニョスが先制ゴールを奪い、スタンドの興奮は最高潮に達した。
一方、激戦のアジア予選を勝ち抜き、初のW杯という夢の舞台に立ったウズベキスタンのサポーターも負けてはいない。一歩も引かぬ大声援を送り、チームが一度は同点に追いつく意地を見せると、場内のボルテージはさらに跳ね上がった。
しかし、絶対的なホームの空気を味方につけたコロンビアがその後に2得点を追加し、3-1で快勝。南米サポーターの底知れぬ情熱が際立った一戦だった。

