FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)のグループリーグが終了し、すでにラウンド32が始まっている。アメリカ合衆国、カナダ、メキシコの全16会場で多くの熱狂が生まれ、スタンドも熱い盛り上がりを見せている。今回は、グループリーグ全試合の観客動員数をランキング化し、1位から10位までを紹介。そこで生まれた熱量の記録をたどる。[8/10ページ]
1位タイ:チェコ代表対メキシコ代表(グループA第3節)
観客数:80,824人
スタジアム:メキシコシティスタジアム(エスタディオ・アステカ)
収容人数:80,824人
【再び熱狂】
開催国のメキシコ代表は、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)グループリーグのうち2試合をメキシコシティスタジアム(エスタディオ・アステカ)で戦った。今大会最大のキャパシティを誇る同スタジアムは、第3節チェコ代表戦も満員だった。
すでに2連勝で決勝トーナメント進出を決めていたメキシコだが、地元の熱狂的なサポーターの興奮が冷めることはない。それどころか、聖地はお祭りムード一色となり、ボルテージはさらに跳ね上がっていた。
55分、メキシコに先制点をもたらしたマテオ・チャベスはスタンドの方へ向かって、指を突き上げると、スタンドのファンも熱狂した。
【ベテランへの敬意】
その後、61分にはフリアン・キニョネスのゴールでリードを広げたメキシコは、78分に40歳の大ベテラン、GKギジェルモ・オチョアが投入。地鳴りのような「オチョア」コールでこのレジェンドを熱烈に迎えた。
後半アディショナルタイムにアルバロ・フィダルゴがダメ押しの3点目を叩き込んで勝負あり。メキシコはチェコを3-0で一蹴し、3戦全勝、無失点という完璧な成績で首位通過を決めた。
最高の形で「聖地」を味方につけたメキシコ。彼らとそのサポーターこそが、間違いなくグループAの絶対的な主役だった。

