
北中米ワールドカップ、グループリーグのベストイレブンは?【写真:Getty Images】
FIFA北中米ワールドカップはグループリーグが終了し、決勝トーナメントに進出する32ヵ国が出そろった。手に汗握るグループリーグ72試合のなかで、傑出した成績を残した選手は誰なのか。今回はグループリーグで輝いた選手の中からベストイレブンを選出し、紹介していく。[11/11ページ]
FW:キリアン・エンバペ(フランス代表)

フランス代表のキリアン・エンバペ【写真:Getty Images】
生年月日:1998年12月20日(27歳)
所属クラブ:レアル・マドリード(スペイン)
今大会成績:3試合4ゴール2アシスト
代表通算成績:101試合60ゴール42アシスト
【W杯の主役が再び】
今大会で、キリアン・エンバペは自身の能力を再度世界へ見せつけることとなった。
前回大会、W杯決勝でハットトリックを記録するなど、8得点で大会得点王となったエンバペ。その活躍は誰もが認めるところだが、2024年夏のレアル・マドリード加入以降、エンバペに対しての風当たりが強くなっている。
その原因は、クラブでのパフォーマンスだ。CFとして起用される同選手は守備意識が低く、それがたびたび問題視されることとなった。
もちろんシュートの威力や精度はワールドクラスであり、2季連続でリーグ戦25ゴール以上を記録しているものの、チームが2年連続無冠に終わったことから、「エンバペの全盛期は終わった」という声も散見されるようになった。
フランス代表でも、バロンドールを獲得したウスマヌ・デンベレとの共存問題もあり、エンバペを聖域として固定起用することに懐疑的な声があったのは事実だろう。
しかし、そんな心配は杞憂に終わった。
【再び得点王を狙える】
開幕戦となったセネガル代表との一戦。前半こそ安易なボールロストがあったものの、後半に入ると相手の一瞬の隙を見逃さず、ポケットに侵入し先制点をゲット。後半終了間際には衝撃的なミドルシュートを突き刺し、エンバペここにありといったところを見せつけた。
続くイラク代表戦でも、利き足ではない左足での強烈フィニッシュで得点、グループ最終戦のノルウェー戦では、ポストプレーでデンベレのハットトリックをお膳立てした。
これでW杯通算成績は17試合16ゴール5アシストとなった。現在エンバペが27歳であることを考えると、この先アンタッチャブルな成績を残すことは十分に考えられる。
大舞台に強いW杯の申し子は、自身がセンセーショナルな活躍を見せたロシア大会の再現を、虎視眈々と狙い続けている。
【著者プロフィール:編集部】
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