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「選ぶのが難しすぎる…」北中米W杯グループリーグのベストイレブン【北中米W杯】

text by 編集部 photo by Getty Images


北中米ワールドカップ、グループリーグのベストイレブンは?【写真:Getty Images】



 FIFA北中米ワールドカップはグループリーグが終了し、決勝トーナメントに進出する32ヵ国が出そろった。手に汗握るグループリーグ72試合のなかで、傑出した成績を残した選手は誰なのか。今回はグループリーグで輝いた選手の中からベストイレブンを選出し、紹介していく。[2/6ページ]

CB:ダヨ・ウパメカノ(フランス代表)


フランス代表のダヨ・ウパメカノ【写真:Getty Images】



生年月日:1998年10月27日(27歳)
所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
今大会成績:3試合0ゴール0アシスト
代表通算成績:41試合2ゴール0アシスト

 バイエルン・ミュンヘン所属のダヨ・ウパメカノは、ディディエ・デシャン代表監督から絶大な信頼を置かれる大型DFである。

 ここ数年は不安定な守備が所々に見られていたが、今季は積極的なターンオーバーを行うチーム状況も幸いし、以前にもまして輝きを放つように。特に対人面では群を抜き、タックル、インターセプト、空中戦など様々な面で自身の強みを発揮している。

 代表ではカタールW杯後、常にCB 1番手として考えられ、レ・ブルーの守護神マイク・メニャンは「多くを支え、チームに大きな安定感をもたらしている」と彼の存在の大きさを称賛している。

 そんなウパメカノは今大会、グループリーグ全3試合に先発出場。3戦全勝に貢献している。

 特にその守備力が光ったのが、フランスにとって開幕戦となったセネガル代表との一戦だ。

 前半戦、相手の強度の高いプレスによって攻撃陣がパスずれなど精彩を欠く場面が多く見られ、フランスは何度もショートカウンターのピンチを背負っていた。

 そのピンチを食い止めていたのがウパメカノだ。ニコラス・ジャクソン、イスマイラ・サールといったセネガル自慢の快足アタッカーたちをクリーンな守備で無力化し、得点を許さない。タックル成功率は8分の7で、アフリカの雄相手に自身の存在を知らしめている。

 その後フランスはキリアン・エンバペの2得点などで3-1と快勝しているが、ウパメカノがいなければ試合展開はわからなくなっていただろう。フランス代表の影のMVPであるといえるはずだ。


CB:フィルジル・ファン・ダイク(オランダ代表)


オランダ代表のフィルジル・ファン・ダイク【写真:Getty Images】

生年月日:1991年7月8日
所属クラブ:リバプール(イングランド)
今大会成績:3試合1ゴール1アシスト
代表通算成績:95試合13ゴール1アシスト

 フィルジル・ファン・ダイクは、まさに「オランダの顔」といえる選手だ。

 195cmの圧倒的な体躯に超人的な体のバネが加わり、空中戦では敵なし。身体能力と大胆な予測で地上をも制圧し、2019年にはバロンドール投票で2位になるなど、守備大国であるオランダを象徴するような選手だといえる。

 現在34歳とベテランの域に入ってきているが、それでもなお世界最高峰のDFであることに異議を唱えるものは少ないだろう。

 日本でもオランダ代表との一戦を前に、気をつけたい選手としてファンダイクのヘディングが多く挙げられていた。

 このように十分な警戒が敷かれ、試合でもセットプレー時にダブルチームで対応されるなど、かなりのマークにあっていた同選手だが、その中でもファンダイクは結果を残した。

 セットプレーからの流れでマークがゆるんだ一瞬の隙を突き、ファールにならない程度に渡辺剛の体勢を崩し、得意のヘディングでゴール右隅に流し込む。日本に対し、世界レベルのCBとは何たるかをまざまざと見せつけてきた。

 チュニジア戦でもセットプレーのクロスを強引に頭で折り返し、アシストを記録。オランダのグループ1位通過に貢献している。

 明確に脅威となる飛び道具の存在は、この先のトーナメントでより力を発揮するだろう。

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