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「選ぶのが難しすぎる…」北中米W杯グループリーグのベストイレブン【北中米W杯】

text by 編集部 photo by Getty Images


北中米ワールドカップ、グループリーグのベストイレブンは?【写真:Getty Images】



 FIFA北中米ワールドカップはグループリーグが終了し、決勝トーナメントに進出する32ヵ国が出そろった。手に汗握るグループリーグ72試合のなかで、傑出した成績を残した選手は誰なのか。今回はグループリーグで輝いた選手の中からベストイレブンを選出し、紹介していく。[3/6ページ]

SB:アクラフ・ハキミ(モロッコ代表)


モロッコ代表のアクラフ・ハキミ【写真:Getty Images】



生年月日:1998年11月4日(27歳)
所属クラブ:パリ・サンジェルマン(フランス)
今大会成績:3試合1ゴール1アシスト
代表通算成績:99試合12ゴール20アシスト

 アクラフ・ハキミを世界最高の右SBに推す声は大きい。

 なぜなら、SBに求められるスピード、攻撃性能、対人能力を高水準で兼ね備え、90分通してクオリティが落ちないスタミナも持ち合わせているからだ。

 所属しているパリ・サンジェルマンではUEFAチャンピオンズリーグを連覇。モロッコ代表でもAFCONを制し、ノリノリの状態で北中米ワールドカップを迎えている。

 モロッコ代表は、チーム全体で運動量が豊富であり、走れる選手が多い。その中で、圧倒的な個を持つハキミの存在によって右サイドの攻撃は相手の脅威となり、多くの人がモロッコを今大会のダークホース候補に挙げている。

 大会初戦、モロッコ代表はいきなりブラジル代表と激突。グループリーグ屈指の好カードとなった中で、ハキミは自身の個の能力を見せつける。

 対峙したヴィニシウス・ジュニオール相手に対人能力で真っ向からぶつかり合い、タックル6回成功、デュエル20分の11回成功と守備に奔走し続けた。

 結果としてヴィニシウスに得点を許してしまったものの、ハキミのおかげで1失点に抑えられたと考える方が正しいだろう。

 グループ最終戦の配置代表との一戦では1ゴール1アシストの活躍。SBながらクロスのこぼれ球に詰めゴールを挙げると、圧倒的な加速で相手を引き離し、正確なグラウンダーのクロスでアシストも記録した。

 この先のトーナメントでも、名だたるウインガーを相手にハキミの力は存分に発揮されていくだろう。


LSB:ナサニエル・ブラウン(ドイツ代表)


ドイツ代表のナサニエル・ブラウン【写真:Getty Images】

生年月日:2003年6月16日(23歳)
所属クラブ:フランクフルト(ドイツ)
今大会成績:2試合1ゴール1アシスト
代表通算成績:7試合1ゴール1アシスト

 ドイツ代表に新たなスター候補が生まれている。

 アメリカ人の父を持つナサニエル・ブラウンは、積極的な攻撃参加が持ち味の快足SBである。縦への推進力に加えチームメイトとの連携にも優れており、昨季加入したフランクフルトでリーグ戦3ゴール7アシストを記録、今季もリーグ戦33試合に出場している。

 この活躍が認められ、ブラウンは昨年10月にドイツ代表デビューを果たしている。以前のドイツ代表の左SBはダヴィド・ラウムとマクシミリアン・ミッテルシュテットの2枚看板だったが、ブラウンはミッテルシュテットを押しのける存在となり、本戦メンバーにも選ばれている。

代表デビューから間もないものの、ユリアン・ナーゲルスマン監督からの信頼は厚く、大会直前の親善試合ではスタメンで起用。

 大会初戦のキュラソー戦でもスタメンで起用されると、ブラウンは自身の持ち味を発揮。コーナーキックからニコ・シュロッタ―ベックの得点をアシストすると、68分にはボックス内に侵入し、味方とのコンビネーションから最後は右足のボレーで合わせ、代表初ゴールを記録した。

 次戦のコートジボワール代表戦では、地上戦勝率6分の6と守備でも輝きを放ったブラウン。

 大会後にはバイエルン・ミュンヘン移籍の噂も挙がる注目株の活躍に期待大だ。

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