現在開催されているFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)は決勝トーナメントに入り、早くも敗退した有力国も多くある。前評判では優勝候補でも、フタを開けてみたらグループリーグで姿を消すようなことも少なくない。今回は、過去の大会も含めたW杯の歴史を振り返り、「グループリーグで敗退したチームの総市場価値」をランキング化。1〜10位を紹介する。※本記事は『transfermarkt』を参照に作成しています。[7/10ページ]
4位:ベルギー代表
大会:2022年
チーム総市場価値:6億5900万ユーロ(約1219億1500万円)
グループリーグ成績:1勝1分け1敗
【黄金世代がズラリ…】
FIFAワールドカップ(W杯)の歴史でグループリーグで敗退した史上4番目に市場価値の高い国は、2022年カタール大会のベルギー代表だ。チーム総市場価値は6億5900万ユーロ(約1219億1500万円)を誇っていた。大会開幕時のFIFAランキングは2位だった。
当時のチームにはスカッドには、ケヴィン・デ・ブライネ(市場価値7000万ユーロ=約129億5000万円)やティボー・クルトワ(同4500万ユーロ=約83億2500万円)、ロメル・ルカク(同4000万ユーロ=約74億円)、エデン・アザール(同900万ユーロ=約16億6500万円)といった、世界を席巻した「黄金世代」のスターたちがズラリと名を連ねていた。
【チームの衝突も】
しかし、いざ大会が始まると「黄金世代の終焉」を強く印象づけることとなる。
上記の主力はいずれも30代に突入しており、負傷やコンディション不良が重なり、かつてのような圧倒的な推進力や連動性は影を潜めた。
初戦のカナダ代表戦こそ1−0で辛勝したものの、第2節のモロッコ代表戦で0−2の完敗を喫すると、最終節のクロアチア代表戦でも決定力を欠いて0−0のドローに終わった。
敗退の一番の要因は、世代交代の遅れとチームのピークアウトだ。また、モロッコ戦後にはチーム内の衝突も報じられ、グループ内の一体感も欠けていた。
現在開催中の北中米W杯では、黄金世代の市場価値がさらに下落し、総額5億4750万ユーロ(約1012億8750万円)まで下がった。4年後には、新たな世代が台頭しているといいのだが…。

