サッカー日本代表はFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)でラウンド32敗退。目標としていた「優勝」には手が届かなかったものの、もはやグループリーグ敗退で終わるようなチームでないことを証明した。その一方で、前回のW杯後、明らかに後退した代表チームも存在する。今回は、2022W杯出場国で、当時と比較して期待感が大きく薄れてしまったチームを紹介する。[4/10ページ]
韓国代表
カタールW杯成績:ベスト16
北中米W杯成績:グループステージ敗退
最新FIFAランキング:32位
【クリンスマン監督就任で歯車が狂う】
日本代表の宿敵・韓国代表は、FIFAワールドカップ2022(カタールW杯)でグループステージを突破し、ベスト16でブラジル代表に敗れて敗退した。そこからの4年間で、同じ成績だった日本代表との明暗は残酷なまでに分かれた。
凋落の引き金となったのは、カタールW杯後に就任したユルゲン・クリンスマン監督だ。就任から5試合勝利がなく、不安な立ち上がりとなった。
その後は結果を残し始めたものの、韓国に拠点を置かず、Kリーグの視察にも積極的ではない姿勢も反感を買い、2024年2月、AFCアジアカップ2023準決勝でヨルダン代表に敗れたあとで解任された。
その後、ファン・ソンホン暫定監督を経て、2024年7月にホン・ミョンボ監督体制となって再出発を切り、11大会連続となるW杯出場権こそ手にしたものの、内容は芳しくない。
2025年10月にはブラジル代表に0-5で完敗。そのわずか4日後に日本が同じブラジルを撃破した事実は、ライバルとしての自尊心を深く傷つけた。
【大統領までもが…】
そして不安を抱えたまま迎えた北中米W杯ではグループステージ3位に終わり、敗退。大会前、メディアは「楽なグループ」と歓喜していたが、その国としての甘さが結果に表れたとしか言いようがない。
そして北中米の地から帰国した代表チームには、空港で待ち構えていたファンから容赦ない罵声が浴びせられた。また、イ・ジェミョン大統領がホン・ミョンボ監督と韓国サッカー協会を痛烈に批判しただけでなく、韓国政府が同協会に対し「特別監査」に乗り出すなど、屈辱的敗退の余波が広がっている。
もはやボロボロな状態の韓国。監督を交代すれば強くなるような単純な問題ではないだろう。

