フットボールチャンネル

日本代表とは真逆…。カタールW杯後からの弱体化が止まらない国10選

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images


日本代表とは大違い…。カタールW杯後に弱体化した国10選【写真:Getty Images】



 サッカー日本代表はFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)でラウンド32敗退。目標としていた「優勝」には手が届かなかったものの、もはやグループリーグ敗退で終わるようなチームでないことを証明した。その一方で、前回のW杯後、明らかに後退した代表チームも存在する。今回は、2022W杯出場国で、当時と比較して期待感が大きく薄れてしまったチームを紹介する。[10/10ページ]

ウルグアイ代表

ウルグアイ代表
北中米W杯でグループステージ敗退に終わったウルグアイ代表【写真:Getty Images】



カタールW杯成績:グループステージ敗退
北中米W杯成績:グループステージ敗退
最新FIFAランキング:20位

【狂人の元で…】

 FIFAワールドカップ2022(カタールW杯)でグループステージ敗退に終わったウルグアイ代表は、大会後にマルセロ・ビエルサ監督を招聘した。

 ハイテンポな攻撃と激しいプレッシングを志向する名将の下、フェデリコ・バルベルデ、ロナルド・アラウホ、ダルウィン・ヌニェス、マヌエル・ウガルテら新世代を中心にチームを再構築。2024年のコパ・アメリカでは3位に入り、ルイス・スアレスやエディンソン・カバーニに依存した時代からの転換は順調に進んでいるかに見えた。

 しかし、北中米W杯では、その期待が最悪の形で裏切られた。



【まさかの内紛…】

 初戦のサウジアラビア代表戦では格下相手に先制を許し、80分のマクシミリアーノ・アラウホのゴールで辛うじて1-1。続くカーボベルデ代表戦でも守備が安定せず、W杯初出場国に2-2の引き分けを許した。

 さらに第2節終了後、チーム内の亀裂が表面化する。

 複数メディアによると、バルベルデをはじめとする複数の主力選手が、過酷なトレーニングと戦術方針を巡ってビエルサ監督に不満を伝えたという。以前から同監督の厳格なマネジメントを巡っては、スアレスが選手への接し方を公に批判するなど、不穏な空気が漂っていた。

 勝利が必要となった最終節のスペイン代表戦でも、チームは一枚岩になれなかった。

 40歳のフェルナンド・ムスレラがシュートを処理しきれず先制点を献上。後半には交代を命じられたバルベルデが不満を隠さず、試合終了間際にはアグスティン・カノッビオが退場した。0-1で敗れたウルグアイ代表は、2分1敗のグループ3位で2大会連続のグループステージ敗退となった。

 スアレスとカバーニという歴史的ストライカーが去っても、タレントが不足しているわけではない。むしろ、バルベルデやアラウホら各ポジションに世界屈指の選手を抱えている。

 それでも勝てない原因は、チームとして力を結集できていないことにある。ビエルサ監督の理想と選手たちの感覚には溝が生まれ、世代交代を進めるはずだった改革は内部対立へと姿を変えた。

【著者プロフィール:編集部】
国内外のサッカーを専門に取材・執筆・企画する編集チーム。戦術分析、ニュース報道、コラム制作からデータリサーチまで、各分野のスペシャリストが在籍しており、欧州主要リーグ、サッカー日本代表、Jリーグはもちろん、女子サッカーや育成年代まで幅広いテーマをカバーする。現地取材で得たリアルや、データを活用したユニークなコンテンツなど、読者に“今、本当に知るべきサッカー情報”を届けることを使命とし、読者に寄り添い、サッカーをより深く、より立体的に楽しめるコンテンツづくりを目指している。
Xアカウント:@foot_ch
インスタグラムアカウント:foot_ch

【関連記事】
歴代最強!? 4年後のW杯サッカー日本代表メンバー案
今回が最後…? W杯日本代表、今後はメンバー外濃厚な5人
日本代表は「史上最強」ではなかった。森保一監督を本当に続投させるべきか? 「目標」に遠く及んでいない現実を見るべき

『フットボールチャンネル』でサッカー最新情報を見よう!
いち早くチェックしたい方は下記リンクから↓↓


【了】

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

KANZENからのお知らせ

scroll top