サッカー日本代表はFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)でラウンド32敗退。目標としていた「優勝」には手が届かなかったものの、もはやグループリーグ敗退で終わるようなチームでないことを証明した。その一方で、前回のW杯後、明らかに後退した代表チームも存在する。今回は、2022W杯出場国で、当時と比較して期待感が大きく薄れてしまったチームを紹介する。[7/10ページ]
コスタリカ代表
カタールW杯成績:グループステージ敗退
北中米W杯成績:出場なし
最新FIFAランキング:51位
【4年前は日本代表にも勝利】
2014年のブラジルワールドカップ(W杯)でウルグアイ代表、イタリア代表、イングランド代表と同居した“死の組”を首位通過し、史上初のベスト8進出を果たしたコスタリカ代表。ケイラー・ナバス、セルソ・ボルヘス、ブライアン・ルイス、ジョエル・キャンベルらを擁した黄金世代は、世界中に衝撃を与えた。
その中心選手たちは、2022年のカタールW杯でもチームを支えた。
スペイン代表との初戦では0-7という歴史的大敗を喫したが、第2節では日本代表を1-0で撃破。最終節のドイツ代表戦でも一時は逆転し、決勝トーナメント進出まであと一歩に迫った。
しかし、その大会を境に黄金世代の終焉が本格化した。
【予選の難易度は低かったはずなのに…】
2024年5月には、守護神ナバスが代表引退を表明。長年にわたって中盤を支えたボルヘスや、攻撃の中心だったキャンベルも年齢を重ね、かつてのようなパフォーマンスを継続することが難しくなった。
若手ではマンフレッド・ウガルデ、ブランドン・アギレラ、ジョシマル・アルコセルらが台頭したものの、黄金世代が残した穴を埋めるまでには至らなかった。
その結果が、北中米W杯北中米カリブ海予選での敗退である。
アメリカ、カナダ、メキシコの3ヵ国が開催国枠で予選を免除された影響で、同予選の難易度は従来に比べ低くなったはずだった。それでも、パナマ代表やキュラソー代表などに道を譲り、出場権を手にすることはできなかった。
最終予選では攻撃力不足に苦しみ、最後のホンジュラス代表戦も0-0。勝利が必要な状況で最後までゴールを奪えず、4大会連続のW杯出場を逃した格好だ。
開催国が不在の予選で敗退した事実は重い。地域内で長年上位を維持してきた国が、出場枠拡大の恩恵すら受けられなかったからだ。

