FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)が大詰めを迎えている。世界最高の頂点を懸けて戦う代表チームの監督たちは、それぞれの国の連盟から高額なサラリーで雇用されていることがほとんどだ。今回は、北中米W杯に出場する代表監督の推定年俸ランキングの1位〜10位を紹介する。※年俸は『Salaryleaks.com』を参照。[3/10ページ]
8位:リオネル・スカローニ(アルゼンチン代表)
生年月日:1978年5月16日
推定年俸:300万ユーロ(約5億5,500万円)
国籍:アルゼンチン
【異例のキャリア】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)の監督高額年俸ランキングで8位タイにランクインしたのが、アルゼンチン代表を率いるリオネル・スカローニ監督だ。
2022年カタールW杯で母国を36年ぶりの世界一へと導き、コパ・アメリカ連覇など数々の栄光をもたらしてきた若き指揮官は、推定年俸300万ユーロ(約5億5,500万円)という契約で連覇へのタクトを振るっている。
スカローニの指導者キャリアは、W杯出場国の中でも異例だ。現役引退後、セビージャでアシスタントコーチの経験はあるものの、監督としてのキャリアは2018年夏にU-20アルゼンチン代表監督に就任したのが初めて。就任から約2週間後、ホルヘ・サンパオリ監督の退任に伴い暫定監督となり、そのまま正式な指揮官となった。
周囲を固めるスタッフはロベルト・アジャラを筆頭に、ワルテル・サムエル、パブロ・アイマールら、自身と近い世代の同国レジェンドで占められている。この密な関係性こそが、代表チームに一つの巨大な家族のような団結力をもたらした。
【采配的中】
選手との深い絆から「スカロネタ」と称される強固な集団は、主将リオネル・メッシを活かす柔軟な可変戦術でグループリーグを3戦全勝の首位通過。
決勝トーナメントでは苦戦を強いられてきたが、ラウンド16のエジプト代表戦では後半途中に0-2とされる絶体絶命の窮地に陥りながらも、ラウタロ・マルティネスらの投入でメッシの役割を変えて逆転勝利を収め、指揮官の迅速な配置転換が的中した形となった。
メッシとともに再び世界を熱狂させるのか、王者の進撃から目が離せない。

