FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)が大詰めを迎えている。世界最高の頂点を懸けて戦う代表チームの監督たちは、それぞれの国の連盟から高額なサラリーで雇用されていることがほとんどだ。今回は、北中米W杯に出場する代表監督の推定年俸ランキングの1位〜10位を紹介する。※年俸は『Salaryleaks.com』を参照。[1/10ページ]
10位:マルセロ・ビエルサ(ウルグアイ代表)
生年月日:1955年7月21日
推定年俸:300万ユーロ(約5億5,500万円)
国籍:アルゼンチン
【名将に影響を与えた狂人】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)の監督高額年俸ランキングで8位タイに入ったのが、ウルグアイ代表を率いたマルセロ・ビエルサ監督だ。
「エル・ロコ(狂人)」の異名を持ち、ジョゼップ・グアルディオラら現代の名将たちに多大な影響を与えてきた戦術家は、推定年俸300万ユーロ(約5億5,500万円)という条件で指揮を執っていた。
2023年の就任以降、フェデリコ・バルベルデらを軸に「高強度プレス+縦への推進力」を植え付け、南米予選やコパ・アメリカで存在感を発揮。満を持して本大会へ挑んだ。
【遺産なき退任と厳しい現実】
しかし、本大会での戦いはあまりに無惨なものとなった。
初戦でサウジアラビア代表と引き分けると、第2節も初出場のカーポベルデとドローに終わり、第3節はスペイン代表に敗れ、一度も勝利を挙げられず2分け1敗の3位で終戦。
植えつけようとしていたハイプレス戦術は未完成のままで、よもやのグループリーグ敗退を喫し、自国メディアやファンからは猛烈な批判が浴びせられた。
敗退直後の会見でビエルサ監督は「ウルグアイのサッカーに何も残さなかった」と落胆。その後、正式に退任が発表された。

