FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)が大詰めを迎えている。世界最高の頂点を懸けて戦う代表チームの監督たちは、それぞれの国の連盟から高額なサラリーで雇用されていることがほとんどだ。今回は、北中米W杯に出場する代表監督の推定年俸ランキングの1位〜10位を紹介する。※年俸は『Salaryleaks.com』を参照。[9/10ページ]
2位:トーマス・トゥヘル(イングランド代表)
生年月日:1973年8月29日
推定年俸:580万ユーロ(約10億7,300万円)
国籍:ドイツ
【初のドイツ人指揮官】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)の監督高額年俸ランキング2位は、イングランド代表を率いるトーマス・トゥヘル監督だ。
チェルシーでUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制した実績を持つ名将は、同代表史上3人目の外国人監督にして「初のドイツ人監督」として2025年1月に就任。推定年俸580万ユーロ(約10億7,300万円)という破格の条件で全権を託された。
トゥヘル監督は「単に才能を集めるのではなく、チームを作り上げる」と宣言。ガレス・サウスゲイト前体制に比べて、戦術理解を重視し、個の集団から強固な組織への脱皮を図った。
【徹底した組織化】
この大胆な刷新は功を奏し、グループステージを無難に突破してラウンド16へと進出。低い位置にコンパクトなブロックを敷く堅守と、ケインらの個の力を活かしたカウンターで、指揮官の狙い通り「勝てる組織」としての機能美を見せている。
国内メディアやファンの間では、「臆病なサッカー」との批判が絶えないが、2大会ぶりのベスト4進出で、悲願への期待は高まっている。
ドイツ人指揮官の合理主義は、フットボールの母国に歓喜をもたらすのか。

