FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)が大詰めを迎えている。世界最高の頂点を懸けて戦う代表チームの監督たちは、それぞれの国の連盟から高額なサラリーで雇用されていることがほとんどだが、その一方で、決して厚遇されているとは言えない条件で契約している指揮官もいる。今回は、北中米W杯に挑んだ代表監督たちの推定年俸の低額ランキング1〜10位を紹介する。※年俸は『Salaryleaks.com』を参照。[3/10ページ]
8位:ジャマル・セラミ(ヨルダン代表)
生年月日:1970年10月6日
推定年俸:30.3万ユーロ(約5,605万円)
国籍:モロッコ
【国籍を授かる】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)の監督年俸ワーストランキングで8位となったのは、ヨルダン代表を率いたジャマル・セラミだ。推定年俸は30.3万ユーロ(約5,605万円)とされている。
近年、アジアで躍進を見せているヨルダン代表は、AFCアジアカップ2023でフセイン・アムータ監督のもと、準優勝を成し遂げた。
その後、2024年6月に同じモロッコ人のセラミ監督が就任。大エースのムーサ・アッ=タアマリーを軸にした鋭いカウンター戦術を確立し、アジア最終予選を見事に勝ち抜き、同国史上初のW杯本大会の切符をもたらした。
その功績が認められ、ヨルダン国王アブドゥッラー2世により特別に同国の国籍を付与されるという、最大級の栄誉を手にした。
【本番では全敗】
しかし、悲願の初舞台となった本大会のグループリーグでは、世界の壁の厚さを認識させられた。
初戦でオーストリア代表に敗れると、第2戦はアルジェリア代表に屈して2連敗。前回王者アルゼンチン代表と対戦した第3節では、奮闘したものの、1−3で敗れ、勝ち点ゼロで大会をあとにした。
敗退から1週間後の7月5日、ヨルダンサッカー連盟は早期敗退を理由にセラミの解任を発表。新体制で新たなスタートを切ることを決めた。

