FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)が大詰めを迎えている。世界最高の頂点を懸けて戦う代表チームの監督たちは、それぞれの国の連盟から高額なサラリーで雇用されていることがほとんどだが、その一方で、決して厚遇されているとは言えない条件で契約している指揮官もいる。今回は、北中米W杯に挑んだ代表監督たちの推定年俸の低額ランキング1〜10位を紹介する。※年俸は『Salaryleaks.com』を参照。[6/10ページ]
5位:ミロスラフ・コウベク(チェコ代表)
生年月日:1951年9月1日
推定年俸:18万ユーロ(約3,330万円)
国籍:チェコ
【20年ぶりの悲願】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)の監督年俸ワーストランキングで5位に位置するのは、チェコ代表を率いたミロスラフ・コウベク監督だ。推定年俸は18万ユーロ(約3,330万円)とされている。
5大会ぶり10回目のW杯出場を果たしたチェコだが、その道のりは険しかった。2025年10月、格下とみられていたフェロー諸島代表に欧州予選で敗れ、イワン・ハシェック監督を解任した。
その後、声が掛かったのが、国内外のクラブで実績の豊富な74歳のコウベク監督だった。
新体制のもと守備の安定とコンパクトなブロック構築を徹底するリアリズム戦術を植え付け、翌年3月の欧州予選プレーオフでアイルランド代表、デンマーク代表を次々と撃破し、北中米W杯への切符をつかんだ。
【韓国などに敗れる】
だが、本大会では望んだような結果を得られなかった。
初戦の韓国代表戦に敗れると、続く南アフリカ代表戦でドロー。最終節のメキシコ代表戦は0−3で完敗し、1分2敗のグループA最下位という厳しい現実を突きつけられ、本大会を去ることとなった。
その後、コウベク監督は自ら辞任を表明。早期敗退の責任を指揮官自らが取ることを選んだ。
本番での結果こそ伴わなかったものの、20年ぶりのW杯出場に導いた功績は、チェコのサッカー史に刻まれるはずだ。

