FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)が熱狂のうちに幕を降ろした。出場国が48カ国に増えた今大会では、初出場や久々の出場となる国も多かった。その中で、大躍進を遂げた国がある一方で、国民の期待に応えられず、早期敗退となったチームもある。今回は、そんな「期待を裏切った国」をピックアップし、その戦いぶりを振り返る。[2/10ページ]
韓国代表
監督:ホン・ミョンボ
北中米W杯成績:グループステージ敗退(1勝2敗)
大会前FIFAランキング:25位
【最高の組み合わせ?】
韓国代表は、ソン・フンミンやイ・ガンイン、キム・ミンジェら史上屈指のタレントを擁し、ベスト8を目標に掲げてFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)へ挑んだが、グループリーグ敗退という結果に終わった。
このグループリーグでの失敗こそ、韓国国内でショッキングなことと受けとめられている。
抽選の段階では「最高の組み合わせ」と歓喜の声が上がった。初戦のチェコ代表戦こそ2-1で勝利して好発進を見せたが、続く第2節のメキシコ代表戦を0-1で落とすと風向きが一変する。
一部メディアの上位評価が生んだ過剰な期待とは裏腹に、ピッチ上では戦術の機能不全と深刻な決定力不足という脆さが露呈していた。
【南アフリカ戦で消えた奇跡】
決勝トーナメント進出の命運を懸けた最終節の南アフリカ代表戦。引き分け以上でも突破の可能性が残る優位な状況にありながら、格下の牙城を崩せず0-1で痛恨の連敗を喫した。
日本代表を含む他グループの結果を待ち、3位でラウンド32に進むことを期待したものの、自力で突破できなかった韓国はグループステージ敗退となった。
この衝撃的な結末に母国メディアは「史上最悪の屈辱」「ラウンド32へ進む資格なし」と激しい言葉で酷評し、ホン・ミョンボ監督の采配への非難が沸騰した。
大会前、英メディア『ガーディアン』のパワーランキングで48カ国中44位と低評価を下されていた韓国。世界を見返すはずが、自国のファンを落胆させる大失敗に終わった。

