FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)が熱狂のうちに幕を降ろした。出場国が48カ国に増えた今大会では、初出場や久々の出場となる国も多かった。その中で、大躍進を遂げた国がある一方で、国民の期待に応えられず、早期敗退となったチームもある。今回は、そんな「期待を裏切った国」をピックアップし、その戦いぶりを振り返る。[6/10ページ]
ウルグアイ代表
監督:マルセロ・ビエルサ
北中米W杯成績:グループステージ敗退(0勝2分け1敗)
大会前FIFAランキング:16
【格下相手に…】
ウルグアイ代表は、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)で躍進が期待された南米の雄だが、まさかのグループリーグ敗退という結果に終わった。
北中米W杯でウルグアイが入ったのは、比較的恵まれたグループという見方が大半だった。
スペイン代表という強豪を除けば、初戦のサウジアラビア代表は大会前のFIFAランキング61位、第2戦のカーボベルデ代表は同68位。
しかし、この格下2チームを相手に連続ドローで勝ち点2の獲得にとどまると、最終節でスペイン代表に0-1で敗れ、次戦への道を完全に断たれた。
【主力のパフォーマンスも…】
サウジアラビアやカーボベルデの奮闘を称えるべきだとしても、ウルグアイのパフォーマンスは優れなかった。
フェデリコ・バルベルデを筆頭に主力のプレーには精彩がなく、最終戦での決勝点もGKフェルナンド・ムスレラの痛恨のミスによるもの。自責の念からハーフタイムに交代を自ら申し出たムスレラの動向からも、チームの精神状態が限界だったと想像できる。
マルセロ・ビエルサ監督も「ウルグアイに何も残せず、この3年間は無意味だった」と、自己批判を口にした。
期待していただけに国民の失望は大きく、ウルグアイのメディアは「過去50年間で最悪だった」と猛烈に非難していた。

