
予想外の大活躍!? 北中米W杯で“世界に見つかった”10人【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)の全104試合の日程を終えた。史上最多48チームが参加したフットボールの祭典で、世界へ猛アピールに成功した選手は誰だったのか。今回は、今大会を通して大きな注目を集めた10人の選手をピックアップして紹介する。[4/10ページ]
DF:ムベケゼリ・ムボカジ(南アフリカ代表)

南アフリカ代表DFムベケゼリ・ムボカジ【写真:Getty Images】
生年月日:2005年9月19日
所属:シカゴ・ファイアー(アメリカ合衆国)
北中米W杯成績:4試合0得点0アシスト
【岩のように分厚いフィジカル】
南アフリカ代表は、メキシコ代表との開幕戦で2人の退場者を出した末に0-2で敗れ、厳しいスタートを切った。
それでも、第2戦のチェコ代表戦を引き分け、第3戦の韓国代表戦に勝利。見事にラウンド32進出を果たした。
その原動力となったのが、グループリーグ3試合でわずか3失点に抑えた堅守だ。その中心にいたのが、左CBとして全試合に出場したムベケゼリ・ムボカジである。
希少なレフティーのストッパーで、身長180cmと小柄ながら、岩のような分厚い肉体を武器に対峙したFWから何度もボールを奪取。低身長だからこそ可能な重心の低い守備で相手の懐に入り込み、持ち前のスピードを生かしたカバーリングでも幾度となくピンチの芽を摘んだ。
【ラウンド32で飛び出たスーパープレー】
試合を重ねるごとにパフォーマンスを向上させると、ラウンド32のカナダ代表戦では圧巻のプレーを披露した。
何度もピンチを迎える中、ムボカジはギリギリの局面でのクリアや対人守備で危機を防いだだけでなく、得意の対角フィードでチャンスを演出するなど、ビルドアップ面でも高いクオリティを発揮した。
今年1月にアメリカ合衆国のシカゴ・ファイアーと契約したばかりだが、すでに複数の欧州強豪クラブが獲得に関心を示しているという。高さ不足は懸念材料ではあるものの、W杯で見せたパフォーマンスを考えれば、5大リーグでも十分に通用するだけの実力を備えているだろう。