
予想外の大活躍!? 北中米W杯で“世界に見つかった”10人【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)の全104試合の日程を終えた。史上最多48チームが参加したフットボールの祭典で、世界へ猛アピールに成功した選手は誰だったのか。今回は、今大会を通して大きな注目を集めた10人の選手をピックアップして紹介する。[7/10ページ]
GK:パトリック・ビーチ(オーストラリア代表)

オーストラリア代表GKパトリック・ビーチ【写真:Getty Images】
生年月日:2003年8月6日
所属:メルボルン・シティ→トロワ(フランス)
北中米W杯成績:4試合3失点
【主将からポジションを奪う】
オーストラリア代表のトニー・ポポヴィッチ監督は、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)に臨むにあたり、大胆な決断を下した。
それが、長年正GKを務めてきた主将マシュー・ライアンに代え、パトリック・ビーチをゴールマウスに据えたことだ。
開幕時点での代表キャップ数はわずか2試合と経験不足を不安視する声もあったが、指揮官の抜擢は見事に的中した。
【欧州行きが決定】
初戦のトルコ代表戦では30本のシュートを浴び、そのうち8本が枠内へ飛んだものの、ビーチはすべてストップ。圧倒的に押し込まれる展開の中でも、若き守護神のビッグセーブとDF陣の体を張った守備でゴールを許さず、前線のスピードを生かしたカウンターから勝利をつかんだ。
アメリカ代表との第2戦では2失点を喫したものの、第3戦のパラグアイ代表戦では再びクリーンシートを達成。ポポヴィッチ体制でスカッドの平均年齢が大きく若返ったチームは、その変化を象徴するような戦いぶりでラウンド32進出を果たした。
大会後には欧州クラブからの関心も報じられ、7月19日にリーグ・アンへ昇格するトロワへの移籍が発表された。