
北中米ワールドカップ、期待外れに終わったワーストイレブンは?【写真:Getty Images】
2026 FIFAワールドカップ(北中米W杯)・決勝が行われ、スペイン代表が2010年以来となる2度目の戴冠を果たした。全104試合、1ヶ月超に及ぶ激闘の中で、センセーショナルな活躍を見せた選手もいれば、大きな期待を受けながらいまひとつなパフォーマンスとなった選手もいる。今回は、北中米W杯で期待外れに終わった選手を選出する。[2/12ページ]
CB:カリドゥ・クリバリ(セネガル)

セネガル代表のカリドゥ・クリバリ【写真:Getty Images】
生年月日:1991年6月20日
北中米W杯成績:2試合0ゴール0アシスト
【一級品の守備が…】
カリドゥ・クリバリは失点に直結するミスを繰り返した。
ナポリで長年最終ラインを支え、現在はアル・ヒラルでプレーするクリバリ。35歳となっても圧倒的なフィジカルを活かした守備は一級品であり、セネガル代表のCBの一角として不動の存在である。
北中米ワールドカップのセネガルはフランス、ノルウェーと同組となり、豊富なタレントを擁する両国に対し、いかに最少失点で乗り越えることができるかがポイントとなった。
そして経験豊富なクリバリが彼らを止める一番手として期待されるのは当然のことだろう。
しかし、そんなクリバリに綻びが生まれていく。
【スピードの衰えが顕著】
グループリーグ初戦のフランス戦、前半こそ相手の攻撃を停滞させ互角の勝負ができていたセネガルだったが、キリアン・エムバペの一瞬の抜け出しにクリバリの反応が遅れ、先制点を許す。
ブラッドリー・バルコラのスピードにも対応することができず2点目を奪われ、この試合で求められていた役割を果たすことができなかった。
続くノルウェー戦も、雑な短いクリアを相手にカットされ、2失点に直結。クリバリのミスがなければ、この試合で勝ち点を上積みできた可能性も十分考えられる試合だった。
スピードの衰えが顕著であり、判断力、集中力もこの2戦では欠いているように見られた。そのためか、クリバリはその後の試合で出場なしに終わる。主将であり、ピッチ内外をまとめる役割を期待された選手としては、まさに期待外れというほかないだろう。