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ガッカリ…。北中米W杯、期待外れのワーストイレブン【北中米W杯】

シリーズ:北中米W杯ワーストイレブン text by 編集部 photo by Getty Images


北中米ワールドカップ、期待外れに終わったワーストイレブンは?【写真:Getty Images】



2026 FIFAワールドカップ(北中米W杯)・決勝が行われ、スペイン代表が2010年以来となる2度目の戴冠を果たした。全104試合、1ヶ月超に及ぶ激闘の中で、センセーショナルな活躍を見せた選手もいれば、大きな期待を受けながらいまひとつなパフォーマンスとなった選手もいる。今回は、北中米W杯で期待外れに終わった選手を選出する。[5/12ページ]

LSB:リュカ・ディーニュ(フランス)


フランス代表のリュカ・ディーニュ【写真:Getty Images】



生年月日:1993年7月20日
北中米W杯成績:5試合0ゴール0アシスト

【初めてのW杯】

 リュカ・ディニュは大方の予想を覆すことができなかった。

 ディニュは左足のクロス精度が持ち味の左SB。代表初出場は2014年だが、フランスの厚い選手層と自身の不調期が重なり、今回の北中米ワールドカップが自身初のW杯となった。

 現在のフランス代表の左SBはテオ・エルナンデスとの2枚体制であるが、グループリーグ初戦のセネガル戦以外はスタメンで起用されており、ディディエ・デシャン監督からの信頼を掴んでいたといえるだろう。

 フランス代表は今大会最強の選手層を振り回し、準々決勝まで無風のまま順調に勝ち進む。準決勝の相手はEURO王者のスペイン代表だったが、下馬評は圧倒的にフランス優勢だった



【自分自身に失望している】

 しかし、懸念点はあった。それがディニュがいるフランスの左サイドだ。同選手が相対するのはまさにスターダムを駆け上がっている最中のラミン・ヤマル。ワールドクラスの突破力を有するアタッカー相手にディニュがどのような対応を見せるかがこの試合の見どころとなった。

 そして、フランスが抱えていた不安は的中する。22分、ペナルティエリア内で高く上がったボールに対し、ディニュは左足でクリアすることを選択。その左足が、走りこんできたヤマルを蹴る形となり、PKを与えてしまったのだ。

 おそらくヤマルはこのファールを狙っていたが、ディニュが同選手を視認できていれば、ヘディングでのクリアを選択することもできたはずだ。難しい状況だが、不用意なプレーだったと言わざるを得ない。

 その後もこのフランス代表DFはスピードのあるドリブラーに対し後手を取り続け、質的優位を明け渡し続けた。なにより、1失点目の失態は、その後のゲーム展開を決定づけてしまったプレーに思える。

 ディニュは試合後のインタビューで「自分自身に失望している」と厳しい胸の内を明かした。

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