
北中米ワールドカップ、期待外れに終わったワーストイレブンは?【写真:Getty Images】
2026 FIFAワールドカップ(北中米W杯)・決勝が行われ、スペイン代表が2010年以来となる2度目の戴冠を果たした。全104試合、1ヶ月超に及ぶ激闘の中で、センセーショナルな活躍を見せた選手もいれば、大きな期待を受けながらいまひとつなパフォーマンスとなった選手もいる。今回は、北中米W杯で期待外れに終わった選手を選出する。[8/12ページ]
CMF:フェデリコ・バルベルデ(ウルグアイ)

ウルグアイ代表のフェデリコ・バルベルデ【写真:Getty Images】
生年月日:1998年7月22日
北中米W杯成績:3試合0ゴール0アシスト
【18歳で超名門に加入】
フェデリコ・バルベルデにキャプテンの器はあるのだろうか。
18歳でレアル・マドリードのカスティージャ(Bチーム)に加入し、現在も銀河系軍団の一員として活躍するバルベルデ。圧倒的な走力と「バルベルデ砲」と称される強烈なミドルシュートを武器に、世界屈指のボックストゥボックスへと成長している。
このように、マドリーで確固たる地位を築いていたバルベルデだったが、2025/26シーズンは受難の年となった。マドリーは2年連続の無冠に沈み、チーム副主将かつ大半の試合でゲーム内キャプテンを任されていた同選手への風当たりは次第に強くなっていった。
シーズン終盤にはオーレリアン・チュアメニとの暴力沙汰もあり、バルベルデを不満分子として排除する考えを持つサポーターは少なくない。
今回の北中米ワールドカップは、そんなバルベルデのリーダーとしての資質が問われる大会となった。
【仲介役を担うはずが…】
初戦、2戦目と格下のチーム相手にまさかの引き分けを喫したウルグアイは、3戦目のスペイン相手に勝利が絶対条件となった。
絶体絶命のピンチに陥ったウルグアイはマルセロ・ビエルサ監督と選手で対立し空中分解。仲介役となるべきバルベルデも、指揮官と対立する選手の一員となってしまった。
こうした中迎えたスペイン戦では、57分に途中交代を告げられる。この交代はより攻撃的に臨むためのものだったと試合後に監督は明かしているが、バルベルデの心境はいかようだっただろうか。
ベンチに下がる際、不満をあらわにする姿は、彼のやりきれない心情を表していたように思える。
結果、ウルグアイはグループリーグで敗退。マドリーでの失態と、代表で生まれた確執は、同選手のキャリアに大きな影を落とすことになるかもしれない。