
北中米W杯ベストイレブン【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)は、スペイン代表が2度目の世界制覇を成し遂げて幕を閉じた。数々の激闘が繰り広げられた今大会では、世界中に強烈なインパクトを残した選手も数多く存在する。今回は、北中米W杯で特に印象的なパフォーマンスを披露した11人を選出。大会を彩ったスターたちの活躍を振り返る。[6/12ページ]
MF:ロドリ(スペイン代表)

スペイン代表のロドリ【写真:Getty Images】
生年月日:1996年6月22日(30歳)
所属クラブ:マンチスター・シティ(イングランド)
北中米W杯成績:8試合0得点0アシスト
【まさにスペインの心臓】
大会最優秀選手に選出されたロドリは、ボールポゼッションを主体とするスペイン代表において、絶対的な存在であり続けた。
相手の厳しいプレスを受ける味方のパスコースを作る絶妙なポジショニングや、局面を一変させる瞬時の状況判断は圧巻の一言。ボールを受ける前から次のプレーを見据え、相手のプレッシャーをいとも簡単にいなしてみせた。
さらに、アンカーとして相手の攻撃を摘み取る素早いチェックもチームを支え続けた。攻守の切り替えにおいても抜群の存在感を示し、スペインの中盤を掌握。攻撃の起点となるだけでなく、相手のカウンターを未然に防ぐ役割も担っていた。
【アルゼンチンの攻撃陣を…】
決勝でもその働きは際立っていた。リオネル・メッシやフリアン・アルバレスら強力なアタッカー陣を擁する相手に対し、ロドリは中盤でことごとく攻撃の芽を摘み取った。
アルゼンチンがなかなか決定的なチャンスを作れず、シュートにすら持ち込めない時間が続いたのは、間違いなくこの男の存在が大きかった。
サッカー界のビッグタイトルを次々と手にしてきたロドリだが、今大会はスペイン代表の中盤を支配する“心臓”として、大きな存在感を放った。
大会最優秀選手という評価も当然と言えるパフォーマンスは、スペインの優勝とともに記憶に刻まれることだろう。