
2026/27シーズン、欧州挑戦を果たす日本人選手たち【写真:Getty Images】
2026/27シーズンに向けて、Jリーグから海を渡る日本人選手が相次いでいる。ベルギーやドイツ、フランス、ポルトガル、そして日本人選手史上初となるスペインの名門まで、行き先は様々だ。今回は、この夏に欧州挑戦を決めた10人の選手をピックアップし、今後への期待をまとめた。※所属・成績は7月29日時点の『Transfermarkt』に基づく[5/10ページ]
MF:佐藤龍之介(さとう・りゅうのすけ)

バレンシアに加入した佐藤龍之介【写真:Getty Images】
生年月日:2006年10月16日(19歳)
移籍:FC東京 → バレンシアCF(スペイン1部・完全移籍)
2026年百年構想リーグ戦成績:19試合6得点
【アカデミー育ちのエリートが世界へ】
東京都西東京市出身の佐藤龍之介は、FC東京のサッカースクールから育ち、U-15・U-18を経て2023年にトップチーム入りした。
2025年にファジアーノ岡山へ期限付き移籍すると、出場機会をつかんで大きく飛躍し、Jリーグ優秀選手賞とベストヤングプレーヤー賞をダブル受賞。トップ下やシャドーではなく、ウイングバックとしてプレーすることで対人能力と強度の高さを身に付けた。
2026年にFC東京へ復帰後もJ1百年構想リーグで19試合6得点と結果を残し、AFC U-23アジアカップでは4得点2アシストを記録。日本の優勝に貢献し、大会MVPも獲得した。
A代表にも2025年から名を連ねる、日本サッカー界期待の若きアタッカーだ。
【日本人初の快挙】
そして2026年7月、スペイン1部の名門バレンシアCFへの完全移籍が発表された。契約期間は2031年6月までの5年契約とされ、期待の大きさが窺える。
バレンシアのトップチームにとって、日本人選手の加入はクラブ史上初めてのこと。移籍後のCDエルデンセとのプレシーズンマッチでは、早速ゴールを記録するなど早期のアピールに成功している。
攻撃時の創造性だけでなく、守備時の献身性もこの数年で手に入れた佐藤。4年後の未来に向けても、彼の成長とポテンシャルは日本代表にとって重要だ。