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明治安田Jリーグでは、様々な特徴を持つ選手が活躍している。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化することは極めて困難だが、それを承知の上で、プレースタイルなどを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。今回は、センターバックを本職とするJリーガーの能力値ランキングを紹介する。(選定・文:河治良幸)
10位:塩谷司(しおたに・つかさ)
生年月日:1988年12月5日
所属クラブ:サンフレッチェ広島.
能力値:80(攻撃力80、テクニック75、スピード75、パワー85、守備力85)
スペシャリティ(特殊能力):ボランチ兼任
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絵に描いたような万能型のセンターバックであり、基本的な守備能力に加えて、ボランチもこなせる高い技術と視野の広さ、迫力ある攻め上がりなどを兼ね備えている。
若い時はとにかく前に駆け上がってゴールに関わるなど、恐れ知らずの“後方アタッカー”として異彩を放っていたが、経験を積む中で出ていく時、バランスを取る時、周囲をカバーする時などの使い分けを習得して、現在のスタイルに落ち着いた。
局面でのバトルには一切の妥協がないタイプで、36歳になってもその基本姿勢に変わりはない。そのため怪我とも決して無縁ではないが、塩谷司のストロングはピッチに戻ってくるたびに、またフルコンディションで戦える状態になっていることだ。
守備的なポジションであればどこでもこなすポリバレントさがあるが、センターバックであれば、やはり4バックより3バックの右が適任と言える。相手アタッカーをタイトにマークしながら、アグレッシブにボールを奪いにいきやすいこと、そして後ろを気にしすぎずに攻撃参加できることがその理由だ。
また、佐々木翔のような目に見えるリーダータイプではなく、チームの中でも飄々としているように見えるが、思ったことを仲間やミヒャエル・スキッベ監督にも進言するなど、さりげなくチームを支える影のリーダーでもある。
