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4年半を過ごした横浜F・マリノスを離れ、鹿島アントラーズで新たな挑戦を
鹿島アントラーズFWエウベルが14日の非公開練習後に取材に応じた。エウベルは12日、横浜F・マリノスから完全移籍で鹿島に加入することが発表されており、13日にはチームに合流。「アットホームな雰囲気で伸び伸びとやれている」と柔和な表情で報道陣の質問に応じている。
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2022シーズンにはマリノスのリーグ優勝、23/24シーズンはACL準優勝に貢献。タイトル獲得を目標に掲げる鹿島にとっては、そういった経験もプラスに働くだろう。エウベルもその目標のために全力を尽くす構えだ。
「何事も始まったものは終わっていく。マリノスでのサイクルが終わって、今、現状で1位の1番強いチームに移籍して、ここで新たなサイクルが始まるので、目標に向かって力になれるように始めていくところです」
シーズン途中での移籍となるが、マリノスでプレーした小池龍太やレオ・セアラと再会した。とくに同胞のレオ・セアラから「今年の初め、レオが加入したときから、ずっと鹿島に来いっていうようなことを言っていた」と、“ラブコール”があったことを明かした。
マリノスで着けていた7番への愛着は強く、空いていたら迷わず選んでいたと言うが、鹿島では6月に加入した小川諒也が着けており、「もうちょっと早ければ」と笑う。18番を選んだ理由については「もともと好きな番号だったので、鹿島の18番として名を残せたらと思う」と意気込んだ。
18番はJリーグ史上唯一の3連覇を達成した当時のエースだったマルキーニョスが着けており、その後は上田綺世やセルジーニョ、赤崎秀平、染野唯月など攻撃的な選手が背負う印象が強い。新たな18番を象徴する選手になるために、エウベルの鹿島での挑戦が始まる。
(取材・文:加藤健一)
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