
北中米W杯アジアワーストイレブン【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)もいよいよ終盤に突入した。アジアからは日本代表を含む9ヵ国が出場したものの、決勝トーナメントに生き残ったのは日本とオーストラリアのみ。その2チームもラウンド32で早々に姿を消し、アジアのレベルが疑問視されている。今回は、今大会で評価を落とすことになってしまったアジア人選手をワーストイレブン形式で紹介する。[1/12ページ]
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GK:キム・スンギュ(韓国代表)

韓国代表GKキム・スンギュ【写真:Getty Images】
生年月日:1990年9月30日
所属クラブ:FC東京
代表通算成績:90試合66失点
北中米W杯成績:3試合3失点
【痛かったのは…】
大会全体のプレー内容を踏まえると、キム・スンギュをワーストイレブンに選出するのは不当かもしれない。
韓国代表の絶対的守護神として臨んだFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)ではグループステージ全3試合に先発出場。チームを救う好セーブを連発したが、“あの失点”の代償はとてつもなく大きかった。
日本時間6月19日に行われた第2節のメキシコ代表戦、悪夢の瞬間は50分に訪れた。自陣ゴール前でボールが空中高く上がると、キム・スンギュはゴール前から飛び出してキャッチに向かった。
だが、開催国チームを鼓舞する大声援で声がかき消されたのか、守護神はクリアをしようと落下点に入っていた味方と交錯。掴みかけたボールをこぼし、痛恨の先制点を献上してしまった。
この失点が決勝ゴールとなり、韓国代表は0-1で敗戦。初戦・チェコ代表戦の逆転勝利で得た勢いが完全に消えてしまい、最終節では“格下”南アフリカ代表にまさかの黒星を喫した。
今大会から採用されている3位通過枠からも弾き出され、屈辱のグループステージ敗退。流れを失う失点に関与したキム・スンギュは、韓国国民から多くのバッシングを受けることになった。
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【妻と幼い娘にも誹謗中傷】
批判の域をとうに超えた誹謗中傷の嵐は、キム・スンギュの家族をも巻き込んでいる。韓国メディア『韓国経済TV』は同23日に「非難の矢は、妻と新生児の娘にまで向かった」と報道。北中米W杯開幕直前に生まれた娘の写真を掲載した妻のキム・ジンギョンさんのSNSには心ない言葉が相次ぎ、キム・ジンギョンさんはコメント機能の制限に追い込まれた。
国の誇りを懸けて戦った選手とその家族に対する悪意は、あまりにもひどいレベルに達している。