
フリーの10人【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)も間もなく終わりを迎える。いよいよ夏の移籍市場が本格化する中で、2025/26シーズン限りで所属クラブを退団していた選手の新天地が徐々に決まることが予想される。今回は、北中米W杯に出場した選手で現在所属クラブがなく、移籍金なしで獲得できる大物選手を紹介する。※情報は7月14日時点。『Transfermarkt』を参照[1/10ページ]
FW:モハメド・サラー(エジプト代表)

エジプト代表FWモハメド・サラー【写真:Getty Images】
生年月日:1992年6月15日
前所属:リヴァプール(イングランド)
北中米W杯成績:5試合1得点2アシスト
【リヴァプールを退団】
エジプト代表FWモハメド・サラーは、リヴァプールという伝統あるクラブで史上屈指の実績を残した。
2017年夏にマージーサイドの名門へ加入すると、得点力を大きく開花させ、プレミアリーグでは通算4度の得点王を獲得。リヴァプールでの通算257ゴールは、イアン・ラッシュ、ロジャー・ハントに次ぐクラブ歴代3位を誇り、長年にわたってエースとして君臨した。
2024/25シーズンもリーグ戦29得点18アシストを記録するなど、30代に入っても衰えを感じさせない活躍を見せていた。
しかし、相棒のDFトレント・アレクサンダー=アーノルドが退団した2025/26シーズンは、リーグ戦7得点7アシストと加入後ワーストの成績に終わり、シーズン終了を待たずして3月24日に退団が発表された。
【W杯では歴史的な初勝利】
今夏のFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)ではエジプト代表の一員として全5試合に先発出場。第2戦のニュージーランド代表戦では1得点1アシストを記録し、同国史上初となるワールドカップでの白星に大きく貢献するなど、母国に歴史的な瞬間をもたらした。
その後、エジプト代表はラウンド16まで勝ち進み、アルゼンチン代表との激闘の末に敗退。それでもサラーはチームの絶対的な支柱として存在感を示し、力強いパフォーマンスを披露した。
注目される去就については、以前から噂されているイスラム教の聖地・サウジアラビアのクラブに加え、W杯後にはアメリカメディア『The Athletic』がMLSのスポルティング・カンザスシティへの移籍の可能性を報じている。
果たして“エジプトのファラオ”は、新天地としてどのクラブを選ぶのだろうか。