FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)が閉幕した。今大会で期待外れに終わったチームがある一方で、下馬評を覆して大躍進を遂げたチームもある。今回は、大会前後のFIFAランキングを比較し、順位の上昇幅が大きい上位10カ国をランキング形式で紹介する。※上昇した順位が並んだ場合は、FIFAランキング上位国を上位とする。[1/10ページ]
10位:ボスニア・ヘルツェゴビナ代表
W杯前FIFAランキング:64位
W杯後FIFAランキング:61位
W杯成績:ベスト32(1勝1分け2敗)
【初のグループリーグ突破】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)でFIFAランキングを3ランクアップさせ、61位へと順位を上げたのがボスニア・ヘルツェゴビナ代表だ。
初出場を果たした2014年ブラジル大会以来、12年ぶり2回目の本大会に挑んだボスニア・ヘルツェゴビナは、初戦で開催国のカナダ代表と引き分けると、第2節でスイス代表に1-4で屈した。
それでも第3節でカタール代表に勝利してグループBを3位通過。同国史上初となるグループリーグ突破を果たした。
【新旧タレントの融合】
歴史的快挙の原動力となったのは新旧タレントの融合だ。
40歳を迎えた絶対的エースのエディン・ジェコが精神的支柱として前線を率いると、若き新星ケリム・アライベゴビッチら次世代を担う期待のタレントも積極的なプレーでチームに勢いをもたらした。
ランキングポイントでは、カタール撃破で27.75ポイントを獲得し、カナダとのドローで7.98ポイントを加算。スイス戦のマイナスは14.01ポイントに留まった。
欧州予選プレーオフではW杯優勝経験もあるイタリア代表を下して出場権を獲得したボスニア・ヘルツェゴビナ。昨年10月時点でFIFAランキングが75位だったことを踏まえると、最近の急上昇は大きな成果と言える。次世代を担う若手も出てきており、今後のさらなる成長に期待ができそうだ。

