フットボールチャンネル

日本代表 10年前

オランダ戦で濃厚な3-4-3へ意欲を見せる岡崎。攻撃の活性化にも自信「困ったときは自分の裏への動き」

text by 元川悦子 photo by Ryota Harada、Kazhito Yamada / Kaz Photography

「ウッチーも困ったら裏っていうのはつねに頭にあると思う」

オランダ戦で濃厚な3-4-3へ意欲を見せる岡崎。攻撃の活性化にも自信「困ったときは自分の裏への動き」
ザックジャパンが好ゲームを演じた時には必ず岡崎のゴールがある【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

 10月2連戦では香川真司と長友佑都で形成する左サイドが徹底的につぶされた分、岡崎と内田篤人の右サイドが日本の攻撃の流れを作った。今回も内田とのコンビネーションがカギになる可能性はゼロではない。

「ウッチーも困ったら裏っていうのはつねに頭にあると思う。シャルケでもファルファンとやっていて裏に結構蹴っているし、そういう動きを僕もできればといいですね。もちろんウッチーを生かす動きも意識しています。

 自分がダイヤゴナルに走ればウッチーがフリーになってタテに上がれる。それを考えながら自分はやっているつもりです。今回はロッベンも対面にいるし、守備でも頑張らないといけない。そこは強く意識していくつもりです」

 2010年のアルゼンチン戦や今年6月のコンフェデ・イタリア戦に象徴される通り、ザックジャパンが好ゲームを演じた時には必ず岡崎のゴールがあった。今回の2連戦でもチームの起爆剤として力強いプレーを見せてほしい。

【了】

関連リンク

岡崎慎司は若手攻撃陣の見本となることが出来るか?
代表発表記者会見の質問と回答からザックジャパンを読み解く
岡崎の原点は少年時代にあり

1 2 3 4

KANZENからのお知らせ

scroll top