【ギリシャ密着!】キャンプから見えた“堅守の国”の日本対策。ザックジャパンはどう戦うべきか?

日本と同様、後がないギリシャ。勝ち点3を得るために何を仕掛けてくるのか。厳戒態勢とはいえ、キャンプ地の取材から見えてくることがある。そして日本はどう戦うべきなのか?

2014年06月18日(Wed)15時05分配信

text by 清水英斗 photo Hideto Shimizu , Getty Images
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相手の良さ消す。ギリシャでは普通のこと

【ギリシャ密着!】キャンプから見えた“堅守の国”の日本対策。ザックジャパンはどう戦うべきか?
ディミトリス・サルピンギディス【写真:Getty Images】

 コートジボワール戦に敗れ、後がなくなったザックジャパン。19日に行われるギリシャ戦は、是が非でも勝ち点3をもぎ取らなければならない。コートジボワールには日本の戦術を研究され、全く良いところを出させてもらえなかった。そこで気になるのは次の対戦相手であるギリシャが、どのようにこの試合に臨むのか。その戦略である。

 日本戦を2日後に控える17日、キャンプ地のアラカジュで記者会見に応じたサルピンギディスは、試合に臨むギリシャのメンタリティーについて聞かれ、次のように答えている。

「私たちはすべての選手、すべてのチームをリスペクトして戦う」(ギリシャ代表FWディミトリス・サルピンギディス)

 ここで思い出されるのはコートジボワールとの試合後、ザックジャパンの守備がはまらなかった理由について、「相手の前線をリスペクトしすぎた」と語った本田圭佑のコメントだ。さらに「もう少しぶっ飛んだアイデアや、逆にもう少しトゥマッチな(やりすぎなくらいの)リスペクトが必要だったかもしれない」とも付け加えている。

 本田が語った「トゥマッチなリスペクト」。自分たちの良さを出すよりも、相手チームの良さを消すことにより強く集中する、という意味だろう。ザックジャパンが押し出すコンセプトとは180度方向が異なる。

 しかし、日本にしてみればトゥマッチなリスペクトでも、実はギリシャにとってはそれが普通のやり方でもある。サルピンギディスはさらに、次のようにも語っている。

「日本戦に向けて、一生懸命にトレーニングしているところだ。とても強いチームに対し、最も良い方法を準備している」

――サルピンギディスが語る、最も良い方法とは何だろうか。

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