アジアでの悔しさとカナダで得た手応え。女子W杯まで半年、阪口夢穂が振り返る2014年

2015年にカナダで開催される女子W杯。大会連覇に向けて強化を進めるなでしこジャパンは、世代交代にも着手している。だが、ボランチは阪口夢穂が不動の存在だ。攻守の要はW杯前年をどう振り返ったのか。

2014年12月28日(Sun)14時00分配信

text by 青木務 photo Getty Images
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多くの若手が試された1年

 日本時間12月7日、来年カナダで行われる女子W杯の組み合わせ抽選が行われ、なでしこジャパンはスイス、カメルーン、エクアドルと同居するC組に入った。グループリーグの対戦相手も決まり、これから少しずつ本番モードに突入していくことになる。

 W杯連覇を狙うなでしこジャパンは試行錯誤を続けている。銀メダルを獲得したロンドン五輪以降、次世代を担う選手たちを継続的に招集してきた。そして、2014年もその流れは続いた。

 今年のなでしこジャパンは、19試合を戦い14勝3分2敗という成績を残した。アジアカップで初優勝を果たしたものの、アジア大会では北朝鮮に敗れて準優勝に終わっている。

 頂点に立ったアジアカップにしても、ここ一番で力を発揮したのはやはり“世界一”の面々だった。若い選手にいきなり結果を求めるのも酷かもしれないが、レギュラーを一気に奪うような選手が現れなかったのは事実だ。

 様々な選手が起用された1年だったが、どのようなメンバーで戦おうと中心になるのはダブルボランチだ。攻守に渡って高いパフォーマンスが求められるポジションにおいて、その一角を担う阪口夢穂は代えの利かない存在といえる。彼女にこの1年について聞くと、アジア大会で優勝できなかったことを悔やんだ。

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